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Aside
『よし、装備完了ですな』
赤葦「そうだね」
左上に、キャラクターが小さく印刷されたスウェットを購入した。
私が白で、京治が黒
本当にペアルックしちゃったよ。
自分が言ったとはいえ、少し恥ずかしい…。
赤葦「どれから行く?
Aの好きなのから行こう」
『じゃあ、あのジェットコースターいこ!』
赤葦「絶叫系平気なんだね」
『むしろ大好きだよ』
赤葦「じゃあ行こっか」
『だから、わざわざ手を繋がんでもよろしい!!』
*
あれから……
多分、子供向けの以外はほとんど乗っただろう。
気づけば、外は夜に近づいていた。
『そろそろ帰る?』
赤葦「最後に、あれ乗ろうよ」
そう指を指したのは、観覧車
『定番だね。いいよ、乗ろっか』
観覧車も、すぐに乗ることができた。
乗る時に、先に入って手を貸してくれた。
赤葦「A、今日は楽しかった?」
『うん、すっごく楽しかったよ。
むしろ、京治は楽しかった?』
赤葦「楽しかったよ。」
そっか、なら良かった。
でも、本当に楽しかった。
久しぶりに、遊園地に来た気がする。
まさか、京治と来ることになるとは思ってもみなかったけど。
『あ……そうだ。先に言っとくけど
1番上に登った時に何かしようとか思わないでね』
赤葦「……なんで?」
『そんなド定番なことしないでよ〜?』
赤葦「……しないよ、そんなこと」
あ、絶対しようとしてた顔だ。
『…ふっ、面白い』
赤葦「面白い要素なかっただろ」
『たくさんあったよ』
赤葦「まったく……」
気づけば、観覧車も終わりに近づいていた。
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伊音(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2019年1月8日 12時) (レス) id: 1426a0c3d0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張って下さい! (2019年1月8日 3時) (レス) id: 32fd0a93a6 (このIDを非表示/違反報告)
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