元底辺歌い手はライブに出ることになりました(真顔)

１６４話 ページ47

Aside




歌い終わると、湧き上がる歓声と少しのざわめきがあった。



ステージ袖に戻るとそらるんと目が合いお互い微笑んだ。



『途中怖くなってそらるんの方見ちゃった･･･w』



そ｢びっくりしたよ。でも、ちゃんと歌いきれたみたいで良かった。｣



『そらるんが微笑んでくれたお陰だよ！あれで勇気出た！！』



そ｢そっか。｣



『うん！』



そ｢さっきの歌、今まで聞いた中で一番いい出来だったよ。｣



『ほんと･･････？』



そ｢うん。｣



『良かった･･････』



う｢A〜、そろそろ準備しとけよ。｣



『あ、うん！！』



そ｢次うらたとだよな？｣



『うん！』



そ｢頑張れよ。｣



『･･･うん。』



きっとリスナーのみんなは気づき始めてる。



そして次のコラボ曲で確実にバレる。



私が以前活動していたことが。



でも大丈夫。



私にはみんながいるから。



う｢A行くぞ。｣



『うん！！！』



さぁ、新しい伝説を作りに行こう。

１６５話→←１６３話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す