トレローニー先生の予言02 ページ15
「教えたもの以外入れたな？」
「試験で使わない材料の中にアセボがありました。きっと先生ならアセボの葉汁を入れると思い、二滴入れました」
「ほう……」セブルスは身を起こし採点をすると、次の生徒へと足を進めた。
その反応がどちらに転ぶか分からないが、セレナは漸く息が出来た。
次の試験は真夜中に行われた。
『天文学』で星座の軌跡を示す試験が行われ、セレナは危うく『うしかい座』と『ヘルクレス座』を間違えそうになった。
真夜中に行われたこともあり、明日の試験勉強が出来ないまま次の日の『魔法史』に挑むことになった。
これは魔法史が苦手なセレナにとって大きな痛手だった。
普段のセレナと違い時間いっぱいまでペンを握る姿は、この時しか見られないだろう。
『魔法史』の試験を終えると、次はセレナの得意科目である『薬草学』が待っていた。
これにはセレナだけでなくネビルも喜び、お互い問題を出し合って昼休みを過した。
その結果もあって温室で受けた試験は問題なく終わった。
その後行われた『マグル学』は家電の歴史や元素記号が出題され、ハーマイオニー共々早々に終わらせた。
木曜日は遂に『闇の魔術に対する防衛術』が行われた。
リーマスの考えた試験は、戸外での障害物競走のような方法で行われた。
今までに無いような試験方法にセレナたちは心踊ったが、暫定的ではあるものの、流石は悪戯仕掛け人の一人と言ったところか……。
グリンデロー入りの深いプールを進み、レッドキャップの潜む穴だらけの通路を横切り、人を惑わすヒンキーパンクを振り切って、最後にトランクの中に入りボガートとの対決を済ませ、ゴールだった。
「上出来だ、セレナ。誰よりも早く出てきたね」
「ボガートが変身してくれなかったので」
余裕綽々でトランクから出ると、リーマスは低い声で「満点だ」と言った。
次にでてきたハリーも上手くいったらしく嬉しそうにしていたが、ロンはヒンキーパンクに惑わされ泥沼に沈み、ハーマイオニーはボガートがマクゴナガルに変身し「全科目落第です！」と言ったらしく、叫びながら出てきた。
ハーマイオニーを落ち着かせ昼食を取りに行った後は、最後の試験だ。
「ハリー、ロン、頑張ってね」
「セレナも、ハーマイオニーも頑張って」
ハリーとロンは『占い学』セレナとハーマイオニーは『古代ルーン文字』のため、別れてそれぞれの教室へと向かった。
古代ルーン文字の教室では既にドラコが一人、座って教科書を読み込んでいた。
そんなドラコを挟むように座ると、びっくりしたようにキョロキョロしだした。
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ルーエ(プロフ) - レンさん» 早速読ませて頂きました！全然解釈違いなんかじゃありません！！とても楽しめました！ずっとずっと応援させて頂きます！！ (1月24日 23時) (
レス) id: 69c4e7e541 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ルーエさん» ルーエさん、遅くなりましたがリク小説出来ました！だいぶ解釈違いで申し訳ないですが、お楽しみ頂けたらと思います！これからも応援よろしくお願いします！ (1月24日 23時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
ルーエ(プロフ) - 返信遅くなってしまいごめんなさい！！リクエスト快諾本当にありがとうございます！！これからもレンさんの作品を読み続けたいと思います！ (12月31日 0時) (レス) id: 69c4e7e541 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ルーエさん» ルーエさん、コメント＆リクありがとうございます！私の方こそ解釈違いになるかもしれませんし遅くなると思いますが、是非とも書かせて頂きます！読んでいただいてる方々に喜んでいただけるような作品を作れるように頑張ります！ (12月30日 23時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
ルーエ(プロフ) - リクエストなのですが、番外編として独占欲が強いハリーとの恋愛描写を読みたいなと考えておりまして……。ご検討お願いします。初コメントなのに厚かましくて申し訳ありません！！解釈違いや書くのが嫌であれば全然無視してもらっても構いません！ (12月29日 22時) (レス) @page50 id: 69c4e7e541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レン | 作成日時：2023年10月18日 20時
