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ダイアゴン横丁01 ページ8

ーーーあれから数日が経った。

一ヶ月も経たないうちに、セブルスは次年度の授業のためにと学校へ戻ってしまい、セレナはとても残念な気持ちになっていた。

それだけでは無い。
セレナはセブルスから、ダイアゴン横丁で購入した教科書をきちんと読み入学までに覚えることと、宿題を言い渡されてしまった。

残り二ヶ月弱で全て覚えて出来るようになれだって?
ーーーやり遂げて見せる!
何なら魔法薬学(父の十八番)も完璧にして褒めてもらおうじゃないの!

グッと拳に力を込め、セレナは魔法薬学で必要な材料を買うために、再びダイアゴン横丁へと出掛けた。




「えーっと、ハニーウォーターにクマツヅラの浸出液、トモシリソウ、オオバナノコギリソウ…ハナハッカにニガヨモギ…いたっ!」

買ったものを見ながらこれくらいあれば作れるだろうと考えながら歩いていると、ドンッと何かにぶつかった。
突然壁が現れたのかと思ったら、見上げるほどの見たこともない大男で、セレナは慌てて謝罪した。


「すみません、ちゃんと前見て歩いてなくて」
「いや、お前さんの方こそ大丈夫…ローズか?」

「…母をご存知で?」


セレナを見ては母の名を呼んで、大きく目を開け固まってしまった大男に首を傾げる。
まるで死人にあったような、少し青ざめた表情の男にセレナは再び声をかけようとすると、両肩をガシッと掴まれた。
…少し痛い。

「もしかしてセレナか?」
「ええ、まあ…貴方は?」
「オレはルビウス・ハグリッド。ホグワーツで森の番人をしちょる!ローズは森の動物と仲が良かったからな、よく喋った仲だ」

ルビウス・ハグリッドと名乗る大男は、ローズの事を話すと表情を明るくした。
セレナは彼の名前を聞くと、セブルスに聞かされた昔の母の話で断片的に出てきた事を思い出した。

「貴方がハグリッドさんですか!私は、セレナ・ウィンクルムです。父上…スネイプ先生からお話は聞いております。母と魔法生物について話す間柄だったと…。今日はどのような要件でここへ?」
「おお、そうだァ!今、ハリー・ポッターと入学の準備をしている所でな!…そうだ、お前さんも今年入学だろ?一緒に来ねぇか?」

セレナは、ハグリッドの誘いの言葉に思わず顔を顰めた。

《ハリー・ポッター》という何度も聞いた名前。
魔法界の英雄、生き残った男の子…。

でも、生き残れたのは彼の力じゃない…。
母さんたちの犠牲の元で得られたものだ。

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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