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真夜中の決闘10 ページ48

眠たさを我慢しながら罰則を受け、終わった頃には時計が十一時半を示していた。
その頃にはもう、どの箒がどんな動きをするのか当てることができるんじゃないかと思うまで調べ尽くし、脳が疲労困憊で甘いものを欲していた。

ドラコから貰ったお菓子まだあったかな?と考えながらグリフィンドール寮に戻ると、扉の前が何やら騒がしい。

「何してるの、貴方たち」
「きゃっ!?」「うおっ!?」「わっ!?」

声をかけると三者三様の驚き方をみせたハリーたちに、セレナはカラカラと思わず笑ってしまった。

「脅かさないでよ、セレナ」
「そうだよ。心臓止まるかと思った...」

「ごめんごめん。で、三人は何してるの?」

「そうよ!聞いてセレナ!実はーーー」

批難するハリーたちに平謝りし再度問いかけると、ハーマイオニーが怒りで興奮気味に話し始めた。
決闘に行くのを止めようとしたこと。止めようとして寮から出たら、太った婦人が絵画から消えて戻れなくなったこと...。

「なるほど...じゃあ皆で行こっか、ハリーとドラコの決闘を見に」
「セレナ!?」
「どうせ戻れないなら行くしかないでしょ。言い訳なら用意しておくわ」
「セレナ、君って本当に頼もしいね」

ニヤリと笑うセレナに、ロンは尊敬の眼差しで見つめた。

じゃあ行こうとハリーを先頭に四人はトロフィー室へと向かう。
その道中、曲がり角が来る度フィルチやミセス・ノリスに出会すかと思われたが、出会わなかったのはラッキーだった。

四階への階段を駆け上がりトロフィー室に入ると、まだドラコ達は来ていないようだ。
...いや、最初から来る気などなかったのかもしれない。

セレナは嫌な予感がして、三人に隅っこに固まるよう指示した。

その際、トロフィーの中に刻まれた《ポッター》の文字に目を向ける。...なるほど、マクゴナガル先生が仰っていたのはこの事か。

ハリーを見ると杖を構えてドアを睨みつけていた。
すると隣の部屋から声が聞こえてきた...フィルチだ。

「どこかこの辺にいるぞ...隠れているに違いない」

フィルチの声に、ハリーがこっちだと、鎧が沢山飾ってある長い回廊を誘導し進んでいく。
緊張感が走る中、ロンが足を引っ掛けてしまったことで鎧の崩れるけたたましい音を鳴らしてしまった。

「走れ!」ハリーが声を張り上げ走り出す。ハーマイオニーの後ろをセレナは青ざめた顔のロンを引っ張り上げ、続いて走り出した。

見つかってしまう恐怖と不安から四人は後ろを振り返ることもせず、ただただ走り続けた。

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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