検索窓
今日:45 hit、昨日:349 hit、合計:266,749 hit

真夜中の決闘08 ページ46

「セレナ!貴女ってもう!向こう見ずなんだから!」
「ハーマイオニー。私のこれは最早、病気なのかもしれない。諦めて優しく見守るなんてことはーーー」
「しないわバカ!何度も何度も心配させてーーー」

自室に戻ると、開口一番に待ってたのはハーマイオニーのお説教だった。
回避しようと試みるも一刀両断で返され、セレナは黙ってハーマイオニーの小言を聞きながら、じっと彼女を見つめた。

パーマがかった彼女の髪はいつもよりクシャクシャのままで、所々汚れたままだ。
たぶん、彼女はきっと...。

「ねぇ、ハーマイオニー」
「なに!?まだ話は終わってないわよ!」
「私の事、心配して待っててくれたのね。ありがとう、ハーマイオニー」

ハーマイオニーの隠れた優しさに触れ、セレナは自然と微笑むような笑みを浮かべた。
すると、カアッと頬を赤く染めてハーマイオニーはそっぽを向いた。どうやら当たっていたらしい。

これがツンデレってやつかな?とセレナはハーマイオニーにスコージファイを唱えると、ハーマイオニーについてた汚れが綺麗に消えた。

「...ありがとう」
「こっちこそ、ありがとうハーマイオニー。それじゃあ夕食食べに行こ?お腹すいちゃった」

ハーマイオニーの手を取り大広間へ向かう間、何があったのかハーマイオニーに一つの嘘もなく伝えた。
ネビルの怪我が軽傷だったことから、クィディッチの選手に選ばれたこと、そして罰則もきちんと受けること...。

ハーマイオニーは、クィディッチの選手に選ばれた中にハリーが選ばれたことに関して、複雑そうな表情を浮かべた。

「それで罰則の内容は?」
「夕食後に箒置き場にある箒の癖を見つけて、明日中に報告すること」

セレナがへらりと笑いながらポケットから取り出したメモを見せると、ハーマイオニーは「そんなっ!?」と悲痛な声を出し、驚きのあまり目を見開き慌てて口元に手を当てた。

そんなに嫌だろうか...?

セレナは少し考えると、確かにハリーも嫌そうな顔をしていたなと思い出し、苦笑する。

「...それ本当?箒だけでも四十本以上あるのよ?それを明日中に?」
「まあ、それだけダメな事をしたってことでしょ。じゃないと罰則にならないしね」

ハーマイオニーは苦虫を噛み潰したような表情をしながら、それはそうかもしれないけれど...と納得いかないようだった。

真夜中の決闘09→←真夜中の決闘07



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (130 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
454人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。