検索窓
今日:42 hit、昨日:349 hit、合計:266,746 hit

魔法薬の先生07 ページ37

「ハリー、それ本当?」
「うん。おどろおどろしい感じだったけど、声に覇気がなかったっていうか…」

セレナはハリーの言葉に少し気分が良くなった。
まだ自分を愛してくれていたセブルスのままだと、ほっとしたからだ。

「よし、じゃあハグリッドのところに行こっか!」
「「うん!/ああ!」」

三人は校庭を横切り、禁じられた森の端にある木の小屋を目指した。
小屋に入る前、戸口に石弓と防寒用長靴が置かれていたが、さすがハグリッドサイズ、長靴の中に人、一人入るんじゃないかとハリーやロンと笑いあった。

扉をノックすると、戸を引っ掻く音と共にする犬の鳴き声とハグリッドの「退がれファング」の声に出迎えられ、三人は小屋の中へと入っていった。


入ると、ファングがロンに飛びつき耳をペロペロと舐めじゃれ始め、ハリーと二人で微笑ましく見守りながらも「彼がロンです」とハグリッドに紹介した。
ロックケーキを三人分出しながら、ハグリッドはロンの姿をまじまじ見ると、ウィーズリー家の子かと話しかけた。

「おまえさんの双子の兄貴たちを森から追っ払うのに、俺は人生の半分を費やしてるようなもんだ」
「森には何があるの?」
「色んな魔法動物や薬草があってな、ただロンの兄貴たちは悪戯グッズの試作品を試したりして入ってくる」

ハグリッドの言葉に、セレナは少し禁じられた森に興味を持った。
魔法動物や薬草があるなら行ってみようかと考えていると、話はとんとんと進んでいた。

フィルチや先程の授業のことーーーハリーはスネイプ先生に嫌われていると相談していたが、ハグリッドがそんな事ないと言ったがハリーは不服そうだったーーーそしてロンの二番目の兄、チャーリーの事だ。

どうやら彼はドラゴンの研究をしており、動物が好きなハグリッドは興味津々に話を聞いていた。


セレナは膝に頭を乗っけてのんびりするファングの頭を撫でながら眺めていると、ハリーが何やら紙切れを手に取った。

「ハリー、何読んでるの?」
「これ…」

紙切れは日刊預言者新聞の切り抜きで、そこにはハリーと初めて会った日の七月三十一日に、グリンゴッツ銀行が何者かに侵入されたといった記事が書かれていた。

ところが、侵入された金庫には既に何も無かったため何も盗られなかったという、あまりにもお粗末な話だった。

「これがどうしたの、ハリー」
「《荒らされた金庫は、実は侵入されたその日に、既に空になっていた》僕たちがいた間に起きたのかもしれないよ!」

魔法薬の先生08→←魔法薬の先生06



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (130 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
454人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。