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組み分け帽子05 ページ27

テーブルに向き直ると、そこには先程まで無かった皿から様々な料理が盛り付けられていた。
ハリーやロン、ハーマイオニーたちも驚きながらも周りの人達と共に、嬉しそうに食事を楽しんでいた。

セレナもお皿に少しずつ盛り付けていく。
サラダ、ローストチキン、ポテト、ローストチキン...。

「セレナ、君、チキンが好きなの?」
「バレちゃったか。うん、好きなんだけど父にはチキンばっかり食べるなと言われてて...。だけど、今はその目がないもの」

ニヤリと笑うと、ハリーはクスクスと笑って首を縦に振った。
ハリーも家ではダドリーに取られる一方で、満足に食事をしたことがなかったから気持ちが分かるらしい。

皆が食事を楽しんでいる頃、ハリーがゴーストに話しかけられた。
ロンは彼を《ほとんど首無しニック》だと呼び、黄土色の髪の少年《シェーマス・フィネガン》がとうしてほとんど首無しなの?と質問した。

ほとんど首無しニックは、彼の質問に自己紹介を遮られ不愉快に顔を歪ませると、頭に手をかけ首を傾けさせ首の断面を見せつけてきた。
首の皮一枚つながっている状態を見せられ、見てしまったものは悲鳴をあげ首無しニックのご機嫌を取り戻した。

セレナも見てしまったことを後悔したが、チキンを食べる手は止まらなかった。


首無しニックが嬉しそうな顔から一変し、真剣な表情で言った。

「さて、グリフィンドール新入生諸君。今年こそ寮対抗優勝カップを獲得できるよう頑張ってくださるでしょうな?グリフィンドールがこんなに長い間負け続けたことは無い。スリザリンが六年連続で寮杯を取っているのですぞ!《血みどろ男爵》は鼻持ちならない状態です…スリザリンのゴーストですがね」

彼の言葉にセレナはスリザリンのテーブルに目を向けると、向こうにもゴーストが近寄っていて、その近くにドラコが座っていた。

首無しニックの言い方で、やはりと言うべきかスリザリンとグリフィンドールの仲の良さは壊滅的に思えた。

何せ本で読んだ、ホグワーツの創設者でもあるグリフィンドールとスリザリンの思想の違いによる仲違いから始まったとされる寮間のいがみ合いは、現代にまで続いているからだ。


だとすると、汽車で出会った彼ともいつか啀み合う日が来るのだろうかーーー。

そう思っているとドラコと偶然目が合い、意味深にウインクされた。
セレナは笑って小さく手を上げ応えると、ドラコは嬉しそうに微笑んだ。


グリフィンドールとスリザリンという間柄だが、彼とは仲良く出来たらいいとセレナは思った。

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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