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組み分け帽子01 ページ23

船着き場に着くと、ハグリッドがヒキガエルを見つけていたのか、あのヒキガエル探しの少年が「トレバー!」と叫んでハグリッドから受け取っているのが見えた。

セレナが目の前にある大きな扉に目を移すと、タイミング良く扉がパッと開いて、エメラルド色のローブを着た背の高い黒髪の魔女が現れた。
とても厳格そうで、ハリーは直感でこの人に逆らってはいけないと感じ、ぴしりと固まった。


「どうしたの、ハリー」
「いや、あの人とても怖そうだなと思って...」
「あー、確かに難しそうな顔してるもんね」

ここからは先程の女性、マクゴナガルが牽引するらしい。

石壁が松灯の炎に照らされ、天井は上が見えないほど高かく、大理石の階段が正面から上へと続いている。
石畳のホールを横切ると扉の向こう側からたくさんの声が聞こえてきた。

マクゴナガルが組み分けと寮について説明し終えると、学校側の準備をしに部屋から出ていった。


ーーーいよいよだ。


セレナは義父(セブルス)に会えることに緊張をしていたが、どうやら周りは違う内容で緊張しているらしい。
ハリーもロンから寮の分け方を聞いて、顔を青ざめていた。

「ハリー、心配しなくていいよ。試験で割り振られるなら、寮の点数に偏りが出てしまう。呪文を使った試験も同じ。

つまり、この人数を振り分けるのに時間がかからず、似た思想や性質で振り分ける方法があるはずよ」

ウインク交じりに言うと、ハリーは少し頬を染めてコクコクと縦に頷いた。
同じく聞いてたロンや、周りの子達はホッとしたのか、顔色が良くなった気がした。

「ほんと君ってなんでも知ってるね」
「何でもは知らないよ、知ってることだけ」



マクゴナガルが部屋に戻ってきた。
どうやら準備が整ったらしい。

「さあ、一列になってついて来てください」

マクゴナガルの言葉にぞろぞろと一列になる。
セレナの後ろにハリー、ロンと並んで一度玄関ホールに戻って大広間へと入った。


ーーー父上っっ!!


壇上の奥の方に座っているセブルスを見つけ、セレナは駆け出したい気持ちをグッと抑え、ジッとセブルスを見つめた。
セブルスもまた、こちらをずっと見ている。
眉間に皺を寄せ視線を少し下に寄せる仕草は、彼もまた緊張しているのだとセレナは感じていた。


目の前に視線を寄越すと、古汚い帽子と一席の椅子が鎮座しており、どうやらその帽子で寮を決めるのだとセレナは確信した。

帽子が歌い教師陣や生徒が拍手すると拍手喝采が起き、漸く組み分けが行われた。

ーーー私の寮は何処になるのだろう。

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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