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九と四分の三番線07 ページ22

ーーー汽車が止まった。
どうやらホグワーツに着いたようで、ハリーたち三人はソワソワし始めた。

押し合い圧し合いしながら列車の戸から外に出ると、外の暗さと寒さに身震いした。

「セレナ、大丈夫?」
「だめ、寒いのは耐えられないっ!」

身を震わせて身体全身で寒いと訴えるセレナにハリーが背中を摩った。
寒さで縮こまるセレナを愛しく見つめるハリーを見て、ロンは少し呆れながら二人を連れて前へと進んでいく。
すると、前の方から懐かしい声が聞こえてきた。

「イッチ年生!イッチ年生はこっちだ!...おお、ハリー、セレナも元気か?」

遠い場所からでも笑みを見せるハグリッドに、ハリーとセレナは応えるように笑みを見せた。




ハグリッドが引率する道は険しくて狭い小路で...怖々しいのか誰もが黙ってついていった。
暫く歩くと、ハグリッドがもうすぐでホグワーツが見えると曲がり道を曲がると、急に道が開けて大きな黒い湖の畔に出た。

そこから見えるホグワーツ城は圧巻で、誰もが歓声を上げた。

「凄い、これがホグワーツ魔法魔術学校...」

セレナは母たちが通った学校を見つめた、あの場所で母は親友をみつけて、恋をしたのだろうか…。
そして私の本当の父もーーー。


「セレナ?行くよ」
「うん。今行く」

この先からはホグワーツ城を見ながらボートで移動となった。
四人ずつ分かれて向かうようで、セレナはハリーとロンと見知らぬ少女との四人組となった。

赤みがかったダークブラウンのサラサラとした髪に、青い瞳の少女は、ハリー達の仲の良さに居心地悪そうに辺りをキョロキョロと見渡していた。
セレナはハリー達から少し離れてその少女に優しく声をかけると、少女は頬を少し染めて何かしらと不信げにセレナを見つめた。


「私、セレナ・ウィンクルム。貴女は?」
「私はダフネ・グリーングラス。...ウィンクルムって純血だけど変わってるって母が言ってたわ」
「聖二十八一族に入る気ないってだけよ。グリーングラスはやっぱりスリザリンに入りたいの?」
「そうね。それ以外なんて考えられないわ!貴女はどの寮に入りたいの?」

ダフネの言葉に、セレナは腕を組み少し考えた。考えてもみなかったのだ。
何せ、ホグワーツで魔法を学べることだけで良かったのだ。友達と一緒に寝食を共にし、セブルスの授業を受け...それだけで良かったのだ。

「そうねぇ...入れれば何処でもいいかな」
「やっぱり貴女も変わってる(ウィンクルム)ね」


ダフネの呆れた様子にセレナは頬をポリポリとかいて苦笑した。
そんな話をしている内に船着き場に着いた。

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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