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ダイアゴン横丁04 ページ11

「そういや、ハリーの誕生日プレゼントを買っちょらんかった!」

教科書と鍋を買って次はどこへ行こうかと話し合っていた時、ハグリッドが思い出したように声を上げた。
その大きい声に驚き目をパチパチとさせたが、《ハリーの誕生日プレゼント》というワードにセレナは更に驚いた。


「ハリー、貴方、誕生日だったの?!」
「えっと...うん。七月三十一日は僕の誕生日なんだ」
「それを早く言ってよ!ハグリッド、私プレゼント買いに行くからオリバンダーの店前で集合で良いでしょ?」
「お、おお!いいぞいいぞ!」

じゃあねハリーと手を振って走り出すセレナをハリーはぽぉっと見つめていたが、ハグリッドの「俺も行ってくる」の声に行ってらっしゃいと、皆と一度解散することになった。








セレナは雑貨屋の文房具シリーズの棚の前に、仁王立ちで立っていた。

ハリー、初めての友達。男の子。

何が好きとか何が欲しいとかまだわからない状況で、セレナは頭を抱えた。
せめて好きな物とか聞いとけばよかったわ…。

商品を持っては置き、持っては置きを繰り返していると「何を迷ってるの?」とご老人に声をかけられた。

そのご老人は赤茶色の髪に青い瞳をしており、胸ポケットにはボウトラックルを連れていたため、変わった人だなぁとセレナは彼を見つめた。


「私、初めてできた友達の誕生日プレゼントを買いに来たんです。でも友達の好きな物とか知らなくて、友達も魔法界は初めてだし...尚更何をあげたらいいのかわからないんです」

言うと、彼も「僕もマグルの友人がいてね。魔法界にある物を何でも目を輝かせて見てたよ」と懐かしむように言いながら目尻にシワをたくさん寄せるご老人に、セレナは心が温まるのを感じた。


「友人思いなんですね、貴方は」
「君もね。...よし、それじゃあこれなんてどうだろう。ピケット、アレを持ってきてくれ」

《ピケット》と呼ばれたボウトラックルは胸ポケットから這い出でると、彼の腕を伝ってとある文房具を持ってきた。

「これは...?」
「《現れゴム》消した文字をこれで擦ると、再び浮きあがる。学生にはもってこいだと思うし、魔法界の道具らしい代物だろう?」

はい。と渡された消しゴムのような物を手に取ると、セレナは何かを思いついたように徐々にいたずらっ子のような笑みを浮かべた。

「私、これにします!ありがとうございます!

えっと...」





「僕はニュート、《ニュート・スキャマンダー》さ」

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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