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骨喰のはっきりとした態度に薬研は少し驚いた。前の、池に落とされる以前の骨喰はこんなにものをはっきり言うほうではなかったのだ。鯰尾がよく喋る方だったから余計に彼は静かに見えたのだ。
「…今は無理ってことは、後ならいけるのか？」
「さあな。……薬研がしたことじゃないが、そっちの刀剣が主にしたことは許されることじゃない。あんたたちが主に会えるかどうかは、主の意思を尊重してくれ」
「……わかった」
こちらの刀剣が審神者にしたこと。薬研もその話は聞いていた。Aの守刀であった小夜左文字を池に落とし、Aも同じように池に落とされた。しかしAは当人の鯰尾をどんな形であれ、救った。許されない、許したくもないであろう刀剣を救ったのだ。薬研が動いた原因がここにもあった。自分たちも変わらなければいけないと思ったのだ。
「骨喰さん！」
突然声が聞こえたと思ったら、小屋からこんのすけが飛び出してきた。
「どうしたんだ」
「審神者様が目を覚まします！」
「さっき眠ったばかりだろう」
「恐らく外の騒ぎで…。今の審神者様は様々なことに敏感になってますのでその影響かと…」
骨喰はこの状況をどうしようか考えた。きっとAは薬研、一期と話をすると言うだろう。しかしそれは今は得策とは言えない。相手がどんな悪意を持っているのかわからないのだ。たとえ自分の身内であったとしても、骨喰は薬研と一期を信用することは出来なかった。
「薬研、いち兄、すまないが今日は帰ってくれ。主は疲れてる。…さっきも言ったが、主が話がしたいと言ったら話をする」
「ああ、わかった。突然悪かった」
そう言って、薬研は背を向け歩き出す。一期も何か言いたそうにしていたがすぐに薬研のあとを追った。
久々の再会は心から喜べるものにはならなかった。
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アニメラブ(プロフ) - 小夜！！！！ 帰ってきてー (2017年9月22日 9時) (
レス) id: a0166d0c90 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - 華骸さん» ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ (2016年8月2日 18時) (レス) id: 92460ae46a (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - 和さん» 罪人の首を刎ねよの方も見てくださってありがとうございます！ 励まされたなんて私はそんな大層なことは書いてないですよ(笑)本当の事を書いただけです！ これからも読みに来ます(。・ω・。)ゞ (2016年8月1日 22時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - 華骸さん» わっわっ、コメントありがとうございます(*^^*)前回の華骸さんのコメントにもすごく励まされ、続編まで……！華骸さんの"罪人の首を〜"のお話毎回楽しみにしております(^-^)続編もおめでとうございます！ (2016年8月1日 8時) (レス) id: 92460ae46a (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 楽しみにしていました！ これからどういう展開になっていくのが読めない感じがいいですね！ ワクワクします！ 更新楽しみにしてますね(*´ω｀*) (2016年8月1日 1時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和 | 作成日時：2016年8月1日 0時
