二日酔い ページ48
翔side
うん、これは。完全なる二日酔い！頭痛い。記憶はある。大丈夫そう！
「……ってぇ」
今日は？えーっと？回らない頭で誰が居るかを思い出す。智くんと？雅紀だけか。シルク達は他県にアスレチックに行くと…潤と和は仕事。起き上がれねぇこともねぇけど…頭痛いぞ？
…ｺﾝｺﾝ。翔ちゃん？まだ寝てる？
「起きてるけど…」
雅「二日酔い？」
「っぽい。」
雅「水持ってくるね」
「悪いな」
リビングに行くか、部屋に居るか…そうだ部屋に居よう。PC立ち上げてちょっとラップを書こう…
「二日酔いの中降りてくるかぁ？」
〜数分後〜
気分悪ぃ…今日PC見たくねぇ。あ〜ぐるぐる〜
智「翔くん？二日酔いって聞いたけど…顔真っ青」
「あれぇ？さとしくん？どしたの〜？」
智「体調悪いです！って顔に書いてるよ」
「そんなことないよォ〜」
智「とにかく…PC閉じて！布団入って！」
「いや、まだやる。大丈夫だから」
智「今言うこと聞くか、俺にお姫様抱っこされるかどっちがいい」
「や、止めます。」
智「宜しい」
雅「あひゃひゃリーダー強引だね」
雅紀が水持ってきてくれたけど…飲みたくなかった。飲んだら戻しそうで…後で飲もう…って思ってたんだけど…寝てた。昼頃…雷が落ちる音で目が覚めた。
「び、ビックリしたァ…落ちたなぁあれ…」
呑気に考えてたらドタバタと部屋に入ってくる雅紀
雅「大丈夫だった？怖くなかった？」
って…え、俺雷怖くないんだが？逆に好きなんだけど
合わせた方がよさげ？
「大丈夫大丈夫w目は覚めちゃったけど」
雅「そっか、よかった。じゃ、俺下行ってるねぇ〜」
「俺、雷怖いなんて行ったことあるっけ？」
智「無いよ」
「さ、智くん…」
智「でも、ヘタレでビビりって認定されてるから」
「ＴＶでの俺とは掛け離れてるよなw」
智「欠点無しだもんね」
「そうだね。怖いものと言えば…猥褻行為をしてくる男の人かな」
智「それは誰でも怖いでしょ」
「そうだね。」
本当にこの人とバチバチしてたのかって位ほんわかと話す。気付けば外は晴れてきて、虹が出ている。
「智くん。俺、髪染めようと思うんだ。金髪のままだとまた変なことになりそうだから。茶色に戻そうと思う」
智「翔君の好きにしたらいいよ。次なんかあっても俺らで守るからね」
「簡単に護られたくねぇw」
その返答だと思った。でも、易々と護られる用な男にはなりたくないもんでねw守られる男より護る男の方が俺には似合ってる。そうでしょ？
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年11月1日 4時
