謝罪 ページ47
智side
翔君が飛び出して言って1時間…潤と雅紀にこっぴどく怒られた。そりゃ、そうだ。ただでさえ、怖いことが起こったのに。腕を掴んでしまったんだから…翔君が帰ってきたら、謝りたい。
…ガチャ…ただいまぁ〜
和の声がした。もしかしたら翔君も帰ってきてるかもっ！と思って…玄関に駆け出した。
「翔くん！」
翔「おわっ！」
シ「うわっ！」
和「うぶっ！」
雅「あ〜あ…大丈夫？御三方」
「あっ、ごめん！」
翔「いや、大丈夫。とりあえず…どいて？」
「あっ、ごめんごめん！」
飛び出して、押し倒して、3人押し潰す…結果…呆れられる。悲しいよ僕w
翔「で？なんでここまで飛び出してきたわけ？」
「謝りたかったの！ごめん！」
翔「声でけぇよ。今夜なの。近所迷惑」
「あっ…」
翔「先謝っとくよ。ごめん。喧嘩した。」
珍しく報告してきた。喧嘩したって。でも、今回は、僕が悪いし…お咎め無し。
「翔君…無事でよかった。触れて大丈夫？」
翔「あのさ、ここに全員集めてくんない？話したい事ある。」
↓リビング全員集合
モ「あの、話って」
翔「俺にさ、触れていいって聞くのもう辞めてくれないかな。俺、分かったんだ。医務室に居た時。他の男の人だと確かに体が強ばる。けど貴方たちは違う。だから、普通に接して欲しい。いつも通りでって…うわあっ！…和？」
翔君がまだ何か言いたそうだったけど、それを和が制した。
和「大丈夫なんでしょ？寝る時…手繋いでていい？僕が不安」
翔「いいよ。繋いで寝ようか」
俺の前じゃ少し弟っぽいけどやっぱり和たちの前じゃカッコイイ兄貴だな。
翔「智くん…後で部屋いくから。」
「ん？うん」
なんだろう…
↓青の部屋
翔「ごめん」
入ってすぐに謝ってくる翔くん
「何が？」
翔「いや、傷付けたかなって。智くん、責任感じ易いから。潤達にも怒られたでしょ？だから…「もう良いよ」…でも」
「もう良いんだよ。翔君が無事なら。翔君？」
翔「ごめん…」
責任を感じやすいのは翔君だね。俺は、後悔の方が大きかったよ。怖がらせてしまったっていう後悔。
「翔君…今日は、もう寝ようか。お酒はまた今度ね」
翔「〇と軽く飲んだんだ。喧嘩しながら。」
「何飲んだの？」
翔「ハプスブルグ・アブサン・エクストラストロング」
「また、強いの飲んだねぇ」
翔「ちょっとフラフラしながらしてた」
「酔拳じゃんwもう寝よ？」
翔「記憶あるかな？w」
話終わり、翔君を部屋に帰した。あれ度数何だっけ？
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年11月1日 4時
