家では… ページ22
智side
完全に言い過ぎだ。思ってもいないこと言って、二人を傷付けた。和達が止めてる時俺は、何も言えなかった。動けなかった。
和「大野さん、モトキくん。言っていい事と悪いことがあると思う。」
潤「今回は言い過ぎだよ。」
マ「た、大変だよ！2人ともスマホを壊してから出て行ってる！」
スマホを壊してから…か。GPSで探そうと考えてたけど甘かった。
「家に行ってみよう」
モ「もしかしたらシルクか、翔さんの家に居るかもしれないですし…」
和「早く行こう」
空が少し暗くなった頃に家を出た俺達。翔君の家の近くは居ない、この家まだ引き払ってないようだったから部屋に入った。
「何も無い…か」
マ「シルクの家に行ってみましょう！」
潤「ここからどのくらい？」
モ「5分もかからないです」
行ってみても、誰も居ない。家具と動画に使ってたであろう小物があるだけ。
雅「居ないね。」
和「ん？(あれって…)ね、あのスーパーに今翔さんの友達みたいな人が入っていった！」
「嘘っ！行ってみよ！」
↓スーパー
「あっ、あいつは…」
和「知り合いですか？」
「翔君追いかけてた時に出てきた…翔君の後輩！」
〇「うん？先輩のお仲間さん？どしたんすか？」
マ「翔さんと、シルク知らないですか？」
モ「探してるんですけど。」
雅「居場所知らない？」
潤「見かけたとかでもいいから！」
〇「翔さん居なくなったんすか？何言ったらいなくなるんすかwでも残念でした。俺は知らないですよ。」
「知ってること全部話せ！」
〇「知らねぇって…店の中で声荒らげんなよみっともねぇ。ﾋﾟﾘﾘﾘ…あっ、電話。」
和「出てください。」
マ「すいませんでした。」
〇「はいはい？へ？あっ！うん。今日？え〜めんどくせぇwうそうそwはーいw分かったってwすぐ行くw」
情けねぇ。
〇「悪いけど、俺急がなきゃ行けねぇから。」
和「こちらこそすいませんでした。」
潤「すいませんでした。」
雅「リーダーも謝って」
「すいませんでした。」
〇「いや、別にいいっす。じゃ…(危ねぇ。さっきの電話翔さんからだったけどタメ口…後で謝ろ)」
無力な自分にイラついた。迷惑なんて言う気全くなかった。ごめん、翔くん。
和「翔ちゃん…(何処にいるの…怪我してないかなぁ…)」
潤「干渉し過ぎたね」
雅「翔ちゃんの為って言いながら…」
3人の言う通りだった。翔くん、何処にいるの？
謝りたいんだ。お願い。俺達に謝るチャンスくれないかな？翔くん…
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年11月1日 4時
