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よん ページ6

ラ「……………………は?」


そう言って頭を下げる私を見て
ランスくんは戸惑っているようだった。
まぁ無理もないだろう。
1度ハンカチを渡しただけの女が
急に推させてくれと頭を下げているのだ。
傍にいたマッシュたちも戸惑っているようだった。


マ「……何言ってるの?」

『いや急に訳分からないこと言ってる自覚はあるんだけど…!
一目惚れなんです!!推させてください!!!』

ラ「……断る」

『そこをなんとか!!』

ラ「断る」

『お願いします!!』

ラ「………………」


ここで諦めるわけにはいかない。
そう思って必死に頼み込む。
私が詰め寄ったからか、ランスくんは黙り込んでしまった。


『あ、ごめんなさい!!
ファンとしてあるまじき距離感で……!!』

ラ「…………」

『あなたに危害を加えたりしませんから!!』

ラ「…当たり前だろう。」

『お願いします!!ただ応援させてくれればいいんです!!』

『なんなら遠くから見守るだけでも……!!』

ラ「………不審者だと思われるぞ。」


ランスくんが私のことを心配してくれてる…!
そう思ったらまた胸がときめいた。


『…好き……』

ラ「………………。」


そう言って崩れ落ちた私を
ランスくんは怪訝そうな顔で見つめる。
しかし、少しするとため息をつきながらこう言った。


ラ「……勝手にしろ。」

『〜〜〜ッ!!』


正直ダメじゃないかと思いかけていたのに
許可を頂けたことで、言葉にならない声をあげる。


『ありがとうございます!!!』

ラ「…………」


勢いよくお辞儀する私をスルーし、
ランスくんはそのまま離れて行ってしまった。
その背中をただ見つめる。


『後ろ姿もかっこいい……』

マ「…また変な人が……。」

フ「ははは……」


















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早くもたくさんの評価、
お気に入り追加ありがとうございます🙇‍♀️
励みになります!!
原作沿い夢小説の方の執筆に
一気に取り掛かろうと思っているため、
こちらの作品の更新頻度が落ちると思います。
何卒よろしくお願い致します。
もしよろしければ、
原作沿い夢小説の方もよろしくお願い致します!!
(ランス落ち)
自由への道

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ちぃ(プロフ) - もうキュンキュンしちゃった!!控えめに言って大好きです!!投稿お待ちしております!! (3月24日 22時) (レス) @page6 id: 7c326927d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかり | 作成日時:2024年3月21日 14時

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