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彼を探し始めて数日……。
私が誰かを探していることに気づいたルームメイトが
自分も手伝うと名乗り出てくれた。
『流石に申し訳ないから大丈夫だよ、レモンちゃん。』
レ「でも2人で探した方がきっとすぐ見つかりますよ!
その人のこと教えてください!!」
そう笑顔で言ってくれるレモンちゃんに
断るのも失礼だよなと思い、彼の特徴を伝えることにした。
『えっとね、水色の髪で……』
レ「はい!」
『確か2本線で……』
レ「なるほど!」
『ロケットペンダントを付けてて……』
レ「……あれ?」
『左耳にピアスもしてた気が……』
レ「……それって、ランスくんじゃないですか?」
『……ランスくん?』
レモンの口から出てきた
どこか聞き覚えのあるような名に首を傾げる。
レ「そうです!
編入試験トップのランス・クラウンくんじゃないですか?」
『えっ、そうなの!?』
レ「Aちゃんが言う特徴に一致してるのは
ランスくんだと思います!!」
あんなに優しくてイケメンで、
おまけに編入試験トップの実力者……
予想以上のハイスペックな少年に驚きが隠せない。
『レモンちゃん、そのランスくんがどこにいるか分かる?』
レ「多分マッシュくんと一緒にいると思いますよ!」
マッシュくん、
それはレモンちゃんがフィアンセなのだと教えてくれた少年だ。
レモンちゃんがマッシュくんの所に行くのなら
ランスくんにも必然的に会うことができるだろう。
『明日マッシュくんの所に行く時に私もついてっていい?』
レ「もちろんです!」
『ありがとうレモンちゃん!!』
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ちぃ(プロフ) - もうキュンキュンしちゃった!!控えめに言って大好きです!!投稿お待ちしております!! (3月24日 22時) (レス) @page6 id: 7c326927d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかり | 作成日時:2024年3月21日 14時