ポラリス２ (ページ7)

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3日間、家ではもちろんやねんけど、学校もデイもぐでぐでになりながら、周りの人らにいっぱい慰められながら(笑)何とか何とかやり過ごして、

斗亜が、やっと帰ってきた。

斗「ただいまー」

その声を聞いてどたばた走って玄関に向かうるうくを見て、

3人で、ほんまにお疲れ様って、柄にもなく声を掛け合った。そんくらいしんどかってん。

俺らも玄関に向かうと、大荷物の斗亜を潰れるんちゃうかってくらい強い力でハグしとるるうく。

斗「わ、みんなただいま。待って、この人なんでこんなアピールすごいん？珍しっ

てかこれ斗亜の服やん。斗亜おらんくて寂しかったん？(笑)」

拓「っっっもうっ！ほんっっっっっまに大変やったんやで！！！！」

斗「へ？？？？何があったん？？」

実は、斗亜にはこの4日間、るうくの状況は全く伝えてへんかった。

伝えると優しい斗亜は気にしてまうやろうからって、そんなん考えんと100パー楽しんでほしかってん。

そっからは、おれらがどんだけ大変やったかってのを拓哉中心に斗亜に熱弁して、その間もるうくは斗亜のそばから絶対に離れへんくて。

斗「ごめんなあ悲しい思いさせちゃって。斗亜もるうくと会えんくて寂しかったで。」

おみやげのぬいぐるみは、るうくの第2の相棒になったし、数日間は斗亜からぜんぜん離れへん末っ子でした。

おしまい。