ポラリス２ (ページ17)

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今日は俺が1番に朝ごはんを食べ終わったから流しに皿を持ってって、そしたらちょっとの間斗亜慰めタイム。

「斗亜おいで。」

両手を広げたら素直に飛び込んできてくれるんはいつまでやろうか。俺にとってはお兄ちゃんやけど、いつまでもかわええ存在でおってほしいねん。

斗「ひぃっいーっ"ーっ〜〜〜！！」

唇を噛み締めてヒクヒクしゃくりあげるみたいに泣いとる斗亜。

斗「がっこ、ばつです。今日はおやすみです(泣)」

「おん、学校嫌やんなあ、わかんで、しんどいもんなあ、お家で寝るんが1番よな、」

背中をさすりながら声を掛けてみても、なかなか泣きやめへん。

斗「るーくっ、おしまい！、、イヤッ！！」

言葉では拒否してくんのに今俺に必死に抱きついてきてるんは自分や。

風「情緒どうなってんねんこの人(笑)」

彪「自分でも分からんなってるやん」

拓「、、、今日ヤバいな、よし斗亜、歯磨きしよか。」

拓哉くんが持ってきた赤色の歯磨き。

いつもは泣きながらではあってもお利口さんにされるがまま歯磨かれとるけど、

今日は大人しくしてくれへんやろうから、さりげなく斗亜と一緒に座って俺が抑えながら拓哉くんが斗亜の歯を磨ける体勢になった。

拓「ちょっとがんばろな、すぐ終わらせるから。」

斗「イヤッ！！やーーー！！！」

拓「あー、暴れんとって、できひんで」

彪「るうく場所変わるよ」

力の強いこたちゃんと場所を変わってみるけど、こたちゃんでも抑えきれへんほど体をよじってジタバタ暴れて嫌がって。

拓「あかんこない暴れとんのにできひんわ、喉刺しちゃう。一旦落ち着いてからにしよか。」

ほんで、こたちゃんが力を弱めたら

突然立ち上がった斗亜が、リビングの柱の角に頭をぶつけだした。