ポラリス２ (ページ16)

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たまにはゆっくりページ16

るうく

斗「あ"ぁあ"ああぁ〜！！！」

「またはじまった、、、(笑)」

斗亜の泣き声を聞くんは、最近の朝のルーティン。

皆もう驚きも心配もしやんくなっとる(笑)

大体は、朝ごはんを食べへん！ってダイニングテーブルに座るんを拒否するとこから始まって。

ギャーギャー言いながらリビングをウロウロし始める。

彪「嫌やったら食べんくてええのよ。」

ここで強制しても、癇癪が長引くだけやっていうんは経験から学んでん。

拓「ほら牛乳だけ飲みい、すきやろ？」

斗「や"っ！！！！」

いつもは大好きな牛乳だけはガブガブ飲んで、あとは知らんぷりやのに今日は牛乳すら飲みたくないらしい。

風「これいつになったら終わるねん、、、」

拓「んーほんまに何やろうね、反抗期？思春期？」

斗亜が朝、行き渋りをするようになってから1ヶ月弱くらい。

ほんで学校に行きたくないんかと思えば、学校でもデイでもいつも通りらしく家に帰ってきてもケロッとしとる斗亜。

ほんまに何が原因なんか分からへんくて俺らはお手上げ状態やねん。

やからって俺らも学校あるし、斗亜にじゃあお留守番しときいっていうんも無理やし。

学校自体が嫌なわけでは無さそうやから兄弟総出で協力して毎日なんとか斗亜を登校させてる状況。

先生は、朝起きて、準備して、学校行って、みたいな過程がただただ億劫なんやないかなって、

それを聞いてふうさんはじゃあ俺と一緒かあ、とか呟いとった気がする(笑)

んーそうよな、学校が楽しいかなんか関係なくて、だるくて行きたくないって気持ちは誰しも少なからず持つもんやろし。
斗亜はそれをどう発散すればええんかが分からへんだけで。

その話を聞いたらえらい腑に落ちてん。