あなたがいるから２ (ページ4)

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斗「たく、..........たくー.........」

「ん？？たくやで？」

突然おれの名前を呼ぶ斗亜。

斗「たく、、」

「んー？たくここおるよ？」

涙はまだ止まってへんみたい。

それでも、パニックの後に名前呼ぶことなんか今までなかったけどな、

なんでやろ、不安なんかな？

抱きしめる力をぎゅっと強くして、

「斗亜、たくここいるで？」

斗「んーーー、ふうが、ふう、、」

今度はふう。

風「どーしたん、斗亜。」

俺の胸に埋めとった頭をあげた斗亜が周りをキョロキョロ見回して、風雅を視界に入れる。

特別反応したりはないねんけど、風雅を見つけると、キョロキョロはせんくなった。風雅は斗亜の頭わしゃわしゃ撫でとる。

斗「こた..........、、るーく、、」

「んふ、寂しいんかなとあ(笑)
こたちゃん、るーく、ちょおこっち来て！」

片付けを中断して、こっち来てくれた2人。

斗亜は割と甘えんぼな子やと思うけど、こんなふうに一気にみんなを求めるんは初めてやないかなあ、

「ほら、こたろーもるうくもいるで、たくやもふうもおるからね、斗亜。」

皆で斗亜を囲んで、慰労会が始まった(笑)

琉「おつかれ、斗亜。」

彪「しんどかったなあ？」

風「もう大丈夫やからな？」

今日は、斗亜が思う存分、みんなでそばにいてあげよう。

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