山下くんと女優ちゃん２

新たな風 ページ42

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赤崎「今日は顔色いいみたいでよかった」


「智久くんと会った」


赤崎「岩田は？」


「それ持ってくる？」



なんだかんだ全てを話して打ち明けるのは人生の先輩でもあるマネージャーだ


いつもの移動車に乗って買ってくれてたドリンク飲みながら話を続けた



赤崎「10分で着くから10分で話して」




智久くんにドタキャンされたこと

のぶ達と飲みに行ったら岩田剛典がいたこと

記憶を無くして彼の家で目覚めたこと


ハグされて連絡先を教えてしまったこと


全て洗いざらい話すと少しだけ気持ちが軽くなった気がした



赤崎「山下くんの疑惑の方は解決したの？」


「聞けなかった」


赤崎「あんたの方が最低なことしてるもんね」



「そんなグサって来ること言わないでよー」



赤崎「私はAがちゃんと山下の事好きなのも分かってる。弱った時優しくしてくれる人がいたら誘惑に負けそうになる」



赤信号、バックミラー越しに赤崎さんと目が合って



赤崎「でもあんたはそんな最低な女になっちゃいけない。岩田とやましいことないなら山下くんにちゃんと全部自分で打ち明けなさい」


「そう、だよね」



赤崎「明後日は夕方には終わるから山下に伝えてあげなー」


「そうする」



その前にちゃんとかっずんにも言って、これ以上こじらせるのはやめにしよう


わたしが大切にしたいもの


それは私の人生で


そこを手を取り合って一緒に歩くのは 山下智久 だけでいい



「赤崎さん、ありがとう」


赤崎「着いたよー今日は雑誌取材に撮影、今日俺の開久メンバーだけだから気合い入れなよ」


「はーい」



午後13時個人撮影を終わらせ、のぶといっそんの撮影が終わるの待ちしながら

かっずんにも洗いざらいLINEで報告したら


かっずんま、早く仲直りしろよー。俺も登坂くんから連絡きた。
Aなんてー?
かっずん岩田がすいませんって。だらからもうちょっかいかけんなって言っといた
A迷惑かけっぱなしでごめんね
かっずん岩田くんもこれでやりきったんじゃね?お前ら微妙な終わり方してたし。



また後で電話しよ、なんて思ってたらずっと連絡がなかった人からのメッセージが1件飛んできた


岩田剛典この前ごめんね おみさんから聞いた。また悩ませて本当にごめん。俺もいい女見つけるわ!笑



赤崎「A夜予定キャンセルして。事務所に呼ばれた」


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