・ ─空気─ ページ41
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玄関前で鍵を開けてると後ろから
ずっと、ずっと聞きたかった声が、
わたしを頭を埋め尽くした
「智久くん、、入ろ」
玄関を開けたと同時に智久くんが私を包み込んで
何も言わずそのまま何度も何度も智久くんの唇と私の唇がくっ付いたり離れたりして
持ってた上着もバックも玄関の床に落ちて
でも今はそんな事大した問題じゃなくて
「んっ...ともひ、さ」
山下「今日、っ我慢出来ないかも」
智久くんは初めて見るくらいなんだか辛そうで
それについて行くのに必死で
どうにかヒールを脱いで、足跡みたいに服を床に脱ぎ捨てて
素肌になった頃にはベッドの中で
言葉なんかほとんど無くて
それでもやっぱり智久くんじゃなきゃ嫌で
山下「その顔、やめろよ、、」
やっぱりって思うってことは必然的に誰かと比べちゃったんだ
その顔を見落とすことなく見られてたわけで
「智久くんも、そんな辛そうな顔しないで...」
そう言って誤魔化すと、分が悪いみたいな顔して
また何度も何度も智久くんの唇が降ってくる
そのキスはなんだか 中身のない 味 でした
山下「ごめんね、痛くなかった？」
「大丈夫だよ」
2人で仰向けなって腕枕してくれるのは
少し前の私たちに戻ってて、ここ2、3日の出来事を忘れそうになるのに
「智久くん、」
と自分から智久くんの方向いて絡みついたら
フラッシュバックする今朝の出来事
山下「おいで」
全て見透かしてるのに関係ないよ、なんて言ってるみたいで
その甘い声にまたハマってしまう
「智久くんじゃなきゃヤダ」
山下「俺も」
「す、き...？」
こんなめんどくさい女になりたい訳じゃない
山下「うん」
けど、こんな返事が欲しい訳でもない
聞かなくても言って欲しかった
「ごめんね」
山下「なんのごめん？」
そう聞かれても全てを打ち明けるべきなのか分からなくて
智久くんの首に顔を寄せた
そのごめんは 何に対してのごめん か自分でも分からない
山下「俺に会ったら俺がよくなっちゃった？」
「なに、それ」
山下「なんでもない、、ごめん」
不器用なのは私も彼も一緒みたいで、言葉にしなきゃいけないのに、
それが1番難しい
このぎこちない空気は 俺 の 私 の せいだ
それでも抱きしめあって目を閉じて
心が癒されるのは私たちに 愛 がある証拠だろう
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瑠衣 - ヤバい！山Pが彼氏！kokumaさん天才すぎん⁈めっちゃ楽しみです！ (2月11日 22時) (
レス) id: 75445a456f (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - こういう画像ってどこから見つけてるんですか？もし良ければ参考にさせてください！ (2020年4月29日 13時) (レス) id: 2ed8952db1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。 - 1からずっと読んでいます！読む専門ですが(；＿；)これからの更新も楽しみにしています！ (2019年3月8日 8時) (レス) id: 839bfb0809 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - LiSAさん» ありがとうございます＜(_ _)＞女優ちゃん3に移行したのでまたよろしくお願いします^^ (2019年2月28日 23時) (レス) id: ed547e53f2 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - まりあさん» やっと一区切りつきました(--;)またお時間ある時にご覧いただけると嬉しいです^^ (2019年2月28日 23時) (レス) id: ed547e53f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年11月19日 1時
