・ ページ29
.
赤崎「山下くんごめんね。Aのグラビア写真集が決まって、うちの事務所としては男性ファンを減らしたくないから…」
山下「え!グラビア?え?脱ぐの?水着?」
なんて私に質問攻めする
「うん。水着」
と言えば、赤崎さんが私の昔の写真集を彼に渡す
山下「…待って。グラビアやってるって知らなかった」
森「え!山下さん、知らなかったんですか!?めちゃくちゃ有名ですよ!わがままボディ!でも5年前に女優に転向してからは一切写真集を出してないんです」
森ちゃん、私の事よく知ってるな…と馴れ馴れしく心の中で呟くと
森「私ファンだったんです!!この体型に憧れてます!!」
と目を輝かせて私のこと見てくれて、嬉しい気持ちになれる
赤崎「てゆうか、彼女の経歴知らないとかありなの?」
と赤崎さんは笑って智久くんを見れば
山下「よく知らなかったんですけど、なんか目が合った瞬間、時が止まった気がして…自分が変わっていくような、心の変化っていうか、
……ま、とにかく心奪われました。」
と私の目を見て言った智久くんと視線がぶつかり
なんて言うか、本当に時が止まる感じがした
赤崎「あーはいはい。惚気はお終い。仕事戻るよー山下この写真集あげるわ」
赤崎さんは呆れたような、でも少し嬉しそうに笑い、私のファースト写真集を彼に手渡し立ち上がれば、私たちも椅子から立つ
山下「まじっすか?やーでも写真よりも本物の方がいい体だけどね」
パラパラと写真集を見てる智久くんの隣に行けばそんな事を言いながら、人差し指で私の頬をツンツンとしてくる
「もーともくん…恥ずかしい」
赤崎「…森さん、やっぱり別れさせますか?」
意地悪な笑い方をしながら
赤崎さんは お願いだからメディアの前でそんな発言しないでよね と念を押してる
森「さ、仕事戻りましょう。今日は一個中止なったんで、次の取材で終わりですよ」
「そうなの?赤崎さん私も次で終わりだよね?」
と皆で駐車場に向かいながらそんな話をすれば
山下「まじで?じゃ、今日俺ん家くる?」
「行きたい」
と隣の智久くんの右腕に絡みつけば
山下「仕事早く終わらそ」
と立ち止まり私にキスをした
「んっ…智久くん…」
赤崎「あのね…付き合っていいけど、極力撮られないようにしてよね」
と呆れ顔で赤崎さんは車に乗り込んだ
森「いいいい、いま、キ、キス…しま、した、よね」
─────我慢できなかった
.
2653人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋帆 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく設定のここの部分 「コウノドリ」(2015年・2017年) 下屋カエ役 これ正しくは下屋 加江ではないんでしょうか? (2019年4月13日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
秋帆 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 設定のここの部分 「戦力外捜査官」(2014年) 海月千春役 これ正しくは海月 千波ではないんでしょうか? (2019年4月13日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 俳優さんとジャニーズとLDHグループと声優兼歌手の蒼井翔太君大好きです最高です (2019年2月26日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
むー汰(プロフ) - この作品を読みに来るの、おそらく5回目ぐらいです…。本当にこの作品が大好きです!!! (2018年1月29日 0時) (レス) id: d0dcff0a17 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 音さん» ドラマのセリフの件ですがこちらの物語はあくまでもプライベートのお話なので役名ではなく本人の名字表示にしています。 (2017年12月12日 21時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kokuma | 作成日時:2017年11月2日 13時