55 問題発生 ページ7
『成田南消防よりドクターヘリ要請です』
藤「エコノミークラス症候群かー」
「実はなんかの感染症だったらどうする〜？」
藤「怖い事いうなよ」
今日のヘリは緋山先生、名取先生、雪村さんが担当
私は初療室で他のメンバーと処置の準備をする
雪「堀内豪さん45歳 血圧70の55 鼻出血あります」
灰「酸素繋ぎます」
藤「吐血したぞ」
「吸引！」
藍「出血傾向あるな…」
橘「変だな…」
藤「エコノミークラス症候群なんかじゃないぞ…」
橘「皆一旦離れろ。マスクしてない奴はマスク、あとゴーグルもつけろ」
「感染症…」
まさか私の軽はずみの発言が当たるなんて…
橘「検体採取して保健所と感染症研究センターに報告」
「分かりました。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＜食堂＞
藤「なぁ、さっきの患者気持ち悪いよな」
「まさか、ね…」
藤「Aがあんな事いうからー」
「ちょっと軽はずみだったー反省」
藤「でもすっげー怖い感染症だったらどうする？」
「本気でやばいよね」
サラダをフォークで取りながら藤川先生とさっきの患者の話をする
緋「やめて。ご飯が不味くなる」
「ごめん」
白＿もういいかな？
白「はぁ、灰谷先生電話五回目だよ？」
藤「今度は出した薬確認しまくってんの？」
「朝は何にもない男の子入院させたらしいよ。ね、耕作」
隣のテーブルに座った耕作に話しかける
藍「あぁ」
白「ちょっと心配しすぎよね」
「言ってあげたら〜？」
藤「なんて？それ強迫神経症ですよって？」
白「茶化さないで」
「そうだよ、本人は必死なんだから、でもさー」
と灰谷先生の事を考えてると
緋「あんた達、相変わらずお節介だね」
「は？」
緋「ここでごちゃごちゃ言った所で灰谷の問題が解決すると思えないんだけど」
と私と白石先生を思いっきり睨む
さっきから緋山先生、機嫌悪すぎない…？
緋「灰谷次第でしょ。あんたらが心配したって無駄」
「や、本当に死のうとしてたら…どうすんの？」
緋「どうもしない。そんなんで死ぬなんて弱すぎ」
白「私たち指導医でしょ？もう少し関わってあげようとか思わないの？」
あーどんどん空気が悪くなる
藤「ま、まぁその辺にしようよ？」
「緋山先生は自分の事しか興味ないんじゃないの」
緋「そうかもね…じゃ関わって解決してあげなさいよ。世話焼きと責任者は大変だね」
と去って行った
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さざんか(プロフ) - 完結おめでとうございます。そしてここまで書いてくださってありがとうございました！！！とってもとっても素敵、感動して涙が出ました……この作品に出会えてよかった。どうか届いて欲しい、本当にありがとう。 (8月24日 2時) (
レス) id: 2d06e4d39c (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - クリームパンさん» コメントありがとうございます。泣きながらなんて本当に嬉しいです(/ _ ; )番外編もできたのでよければまた見に来てあげてください^^ (2017年10月23日 21時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
クリームパン(プロフ) - コメント失礼します。とても感動しました。もう泣きながら読んでました笑これからも応援しています！ (2017年10月23日 16時) (レス) id: bd1ddc4c18 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 紗智さん» 度々のコメントありがとうございます。皆様のお陰でラストを迎えることが出来て感謝です^^泣いていただけるなんて…嬉しいかぎりです！！また番外編出来ましたら、いらしてください(^-^) (2017年10月22日 5時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
紗智(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました。読みながら泣いてしまいました。また読みます☆ (2017年10月21日 23時) (レス) id: 34ac6a1676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年10月6日 21時
