コード・ブルー 〜アネモネ ２〜 完結

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「今日日勤でしょ？終わったら

藍「いや、やる事がある…」

「そっか…じゃ行くね。手当ありがとう」


先に進みたいとお互い思ってるはずなのに

手を取り合い共に歩いて行きたいと思っているのに

上手くあなたを励ます事が出来ず、また心が離れていると感じる


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＜2日後 調査委員会＞

弁「問題はマスコミが着陸失敗のせいで患者が死んだかのように報じてる事です。本当に因果関係は無かったと言い切れるんですか？」

あの時ヘリに乗っていた私、灰谷先生、雪村さん
そして橘先生とスタッフリーダーの白石先生、大島さんの治療を指示した耕作が呼ばれた


橘先生を始め 因果関係は無い と説明し
機長の早川さんも 自分の責任だ と説明している。

灰「僕のせいです。僕が早川さんを急かしました」


弁「…説明していただけますか？」

「私が説明します。…同乗していた医師が着陸を急かしました。私も同乗していたにも関わらず、止める事が出来ませんでした。申し訳ありませんでした。私の責任です。」

と頭を下げると

白「フェローの責任者である私の指導が行き届いていませんでした。本当に申し訳ありません。」

白石先生も私と同じように頭を下げた。






灰「A先生、僕のせいなのに…大島さんが助からなかったのは僕のせいなんです。」

「なに言ってんの？それはない。開胸した時点で大動脈は断裂してた。ちゃんとヘリが飛べていても助からなかった。」


灰谷先生も全て自分の責任だと抱え込んでしまう

私みたいなタイプだなと思う


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医局へ向かうと

耕作と白石先生？かな声が聞こえてきた

藍「ほっとけ事実を客観視できない灰谷がバカなだけだ。」

白「それはあなたもだと思うけど……おつかれさま」

白石先生が出てきた

白「あ、おつかれ。当直？」

「あ、うん。おつかれ」

きた道を戻る

白「待って、最近藍沢先生となんかあった？」

「なんにもないよ。じゃあ」


と言って白石先生と別れた





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調査委員会の結果 2週間のヘリ出動の停止が決定した

灰「どうして僕は処分されないんですか？」

「早川さんを急かした事が着陸失敗の原因と認められなかった。それだけ」

灰「僕は責めて欲しかった、お前のせいでヘリが落ちたんだって」

「…似てるね、私に。でも大島さんを助けたかったのは皆同じだから」


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