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私はそのまま万次郎の手を引っ張り、外に出て家の鍵を閉め、家の前に止めてある万次郎のバイクのそばに立って掴んでいた手を離した
「はい、乗って」
「...は？」
なんでだよとでも言いたげな万次郎は中々バイクに乗ろうとしなくて、私は先にバイクの後ろに乗り、ハンドルにかけてあったヘルメットを取る
「ほら、早く乗って」
「... ...」
「エンジンもかけて」
渋々バイクに乗りエンジンをかけた万次郎の頭に後ろからヘルメットを被せる
「よし、出発っ」
「どこに」
「... ...どこ行く？」
「...決まってなかったのかよ」
万次郎は自分の頭からヘルメットを外してそのまま私の頭に深く被せた
「とりあえずそこら辺適当に流すか」
「うんっ」
呆れたように笑う万次郎のお腹に手を回せば、直ぐにバイクが動き出した
「...なんか久しぶりだね」
「何が？」
「万次郎と2人でバイクに乗ってどこかに行くの」
「...そういえばそうかもな」
いつもはケンちゃんがいたり、東卍のみんながいて、私と万次郎が2人でバイクに乗ってどこかへ行くなんて、いつ振りなんだろうって考えてると万次郎は何か思いついたようで「そうだ」と言った
「久しぶりにあそこ行くか」
「...あそこ？」
「お前が好きだったブランコのある公園」
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娃莉紗(プロフ) - arare19951997さん» 読んでいただきありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです(´；ω；｀)とても励みになりました！これからも更新頑張ります！ (2021年9月7日 21時) (
レス) id: 877b6d7b57 (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - おすすめに出てきて一気見しましたが最高すぎます....続きが気になって仕方ないです！ (2021年9月6日 3時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
娃莉紗(プロフ) - ゆめさん» いえいえ大丈夫ですよ！ありがとうございます(∩^ω^∩) (2021年8月25日 21時) (レス) id: 877b6d7b57 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - えと、これは凄くいいと思います！ (2021年8月23日 1時) (レス) id: 4ee90a6222 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - ごめんなさい！書くとこ間違えました泣 (2021年8月23日 1時) (レス) id: 4ee90a6222 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：娃莉紗 | 作成日時：2021年8月15日 18時
