【青】君と暮らすなら【橙】 (ページ19)

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…

丸「……じゃあ、ずっと一緒におれる？」

あれ？私振られるんじゃなかった？

今のって、、、

『プロポーズみたい……』

丸「え？！

あ、いや、そのっ…………」

慌てて私の手を離したりゅうくんは、

やってもた…と呟いた。

だよね、

『ごめん、はやとちりしちゃったね』

空中で放たれた両手は行き場を失ってしまった。

『別れ……話だもんね………ごめん。』

丸「……は？」

『ほんとにごめん。でもね、

振られる前に、「知ってたこと」くらいは話しておかないと、と口が焦って動くから

上手く言葉が続かない。

そんな私の言葉を聞かないで、りゅうくんは

私の両肩をガシッと勢いよく掴んだ。

丸「嫌や！」

すごい剣幕。

というか、眉間にシワ入れて2枚目みたいな顔で

丸「なんで…なんで……なんで…………？」

信じられないとでも言うように、「なんで？」を繰り返してる。

『だって……部屋で…あれ、見つけて……』

と、広告を見てしまったことを伝えると

一気に力抜けていくりゅうくん。

『勝手に見てごめんなさい。でもね？私、

りゅうくんと別れたくない……

一緒に、いたいの……』

…