続 : ソノ恋依存性ニ注意セヨ。[時透無一郎]

依存性㊿ ページ25

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反射訓練の結果…





圧勝！！！




アオイちゃんから説明を聞いた善逸くんは
炭治郎くんと伊之助くんを

善「いいから来いって言ってんだろうがァァァ！！」

と怒って二人を連れ出して行ったけど
ちゃんと帰って来て善逸くんは嬉しそうに
訓練してた。

まずは、アオイちゃんにやってもらい
その後私としてもらったが
余りの遅さにびっくりした…



炭「全く歯が立たない…」

善「Aちゃん早すぎるよぉ…」

伊「クソクソっ！！！」


A「そ、そうかな…でも柱の方達はもっと早いだろうし
本当に凄いよ」


霞柱様なんて容赦なくやりそうだし。。

ちなみに善逸くんと同じ年齢だったみたいで
敬語は要らないよね？！って言われた。


善「柱怖ぇぇぇぇぇぇ」

伊「おい、美代子もう一回勝負だっ！！」

A「美代子って誰？！
まずカナヲちゃんに勝ったら勝負ね」

そう言うと“わかったぜ！”と案外物分りが良かった。



炭「そう言えばAさんは此処へは何しに？」

A「最近忙しくて顔出てなかったから
立ち寄っただけだよ。胡蝶様に色々話を
聞いてもらってたから」


そう言うと、クンクンと匂いを嗅いだかと思えば


炭「Aさんからは愛情の匂いがしますね。
とてもいい匂いです」

善「それ俺も思った！！！
なんかこう優しい音と言うか…」

え、なにこの二人怖い。

A「そんな事分かるの……？」


そう聞くと炭治郎くんは鼻が人より良いらしく
善逸くんは耳が言いそうな。


A「凄い体質だね」


そう言う私は目が良いのだけど…
その事は話さなくても良いかな？




A「それじゃ、訓練頑張ってね」


その後カナヲちゃんにもボコボコにされて
落ち込む三人に声を掛け胡蝶様の元へ向かった。






胡「訓練はどうでしたか？」

A「楽しかったです！
これからどんどん成長して欲しいなっと…」

言葉を濁すと、“ふふっそうですね”と笑った。


それから霞柱様へ勢いで告白してしまった事や
お団子を忘れずに買って来てくれた事を話した。



胡「まぁ！そうなんですね。
これはいい傾向かもしれませんよ？」

A「そ、そうなんですかね…」

胡「時透くんは自身が重要だと思う事は
忘れませんしね」


そう言われて少し嬉しくなる。




A「これからも頑張ります！」

胡「またいらしてくださいね。寂しいですから」

と言って頭を撫でてくれた。



“それでは！”と言って皆に手を振って
霞柱様の御屋敷へと戻った。

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