目隠しを外して【ツイステ】

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「げっ、ケイト先輩」


「げってひどいなぁ、ねぇねぇそれ一口くれない？」


「言うと思ったんだぞ…」


グリムとエースにケイトは詰め寄った

二人は必死にスペシャルランチを死守した

「おいおいケイトそこらへんにしとけ」


そんなケイトの肩を掴んで止めたのはトレイだった

「トレイ先輩！こんにちは！」

デュースは食堂に響く様な大きな声で言った

そのせいか少し困った笑顔をトレイは浮かべている


「えぇーまぁ仕方ないか、

そうだ今日女子生徒が来るって言ってたけど、一年は見なかった？」


「女子生徒？！」

「ここ男子校じゃ無かったっけ？」

一年は驚いた様子で食事する手が止まった

「特待生だそうだ、
　だが今日は来てないらしいぞ？
リリアがその子の事、凄い探してたからな。」

トレイがメガネを掛け直しながら言った


「初日からサボリって凄いな」


監督生はどうしてここは問題児ばっかなんだろう、と遠い目をしていた


「えぇー、絶対マジカメ映えすると思ったんだけどなー」


ガッカリしたようにケイトが頭を落とした


「でも、男子校に特待生で来るなんて相当な実力があるんですね！」


デュースがかっけぇ！とキラキラした目で言った


「まぁディアソムニアらしいしな」


「ほーん流石特待生だもんな」

エースはスペシャルランチが乗ったスプーンを
口に運ぼうとすると横からパクっと誰かにスペシャルランチを食べられた
ケイト先輩まだ諦めて無かったのかよと少しキレ気味で隣を見たするとそこには


「うーん美味美味、いいね、この食堂」





「「「「うわぁぁぁぁぁぁあ」」」」

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