夏が始まった！(2015) ページ34
7月23日 朝
「おはようございまーす」
今日から約1か月。
この2か月の成果を魅せる熱い夏が始まる。
マリ「あー、Aちゃんおはよー！」
「マリウス〜おはよう！」
マリ「今日からだね！楽しみだね！」
マリウスと2人でリハーサルのためにステージに向かう。
稽古で使っていたメモ帳と、今日使う台本(カンペ)を見ていると
横からいつの間にかやってきた聡がマリウスと一緒に
覗きこんできた。
「あ、聡おはよう」
聡「Aちゃんおはよう！」
「今日は我が先？覇が先？」
スタッフ「今日は我！」
「あー、ってことは、上手我？下手覇？」
スタッフ「そうそう、で、山下真ん中ね」
「はーい。この時さ、マリと聡いないんだっけ」
スタッフ「いない！対決終わって、トークして、聡マリ歌」
「あ、そうなんだ！」
スタッフ「あ、今日増田出れないからよろしくね」
「えー、そうなんですか？」
聡「さっき増田くん楽屋でめっちゃ歌ってたのにね」
スタッフ「元気なんだけどね、足やっちゃって」
「うわー、じゃあ我のフォーメーション変わるんだ。あ、早くステージ使いたいよね、あいつら。わたしもう大丈夫なんで！」
まっすーが怪我しちゃって、急きょ4人でのパフォーマンスになる我。
気遣ってステージからはけると、舞台袖で待機していた美勇人とばったり
「お、お疲れ」
美「A〜」
「はいはい、早く行け」
抱きついてきた美勇人の腕を払いのけ、衣装を確認しに。
バックについてくれるJr.たちが声を合わせて「おはようございます！」なんて
言ってくるから可愛くなって近くにいた玉元をどついた。
「あー、可愛いこれ！」
サイズ的な問題もあって、私だけの衣装を作ってもらうこともある。
今回のサマステに合わせて、黒いドレスを作ってもらった。
「ふわふわ！」
衣装さん「これAちゃん似合うよ、きっと」
「えー、やったー」
そこそこわたしの出番もあって、ソロで3曲も歌わせてもらえる。
すごくありがたいことだし、嬉しい。
安「これ着るの？可愛いね」
「うん、可愛いよね、これ」
安井くんがニコニコしながら近づいてきた。
衣装をばーんと広げて見せると、くしゃっとした笑顔で笑っていた。
「あー、もうこんな時間だ。髪の毛やってもらいに行かなきゃ」
安「俺もそろそろリハだ」
「いってらっしゃい！頑張れー」
安井くんの後姿を見送って、メイクルームへと足を運んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こぴ - Yui.さんおかえりなさい！ずっと待ってました（；＿；）リクエストさせてください！照くんと2人でダンスレッスンしてるときのお話が読みたいです！もしよろしければお願いします！これからも応援しております！ (2016年2月27日 6時) (
レス) id: 8c614f4888 (このIDを非表示/違反報告)
Yui.(プロフ) - 梨々子さん» ただいまです！コメントどうもありがとうございます。待っていてくれてありがとうございました。これから自分なりに頑張りますので、どうぞご愛読よろしくお願いいたします！ (2016年2月4日 18時) (レス) id: 364d09a126 (このIDを非表示/違反報告)
梨々子(プロフ) - おかえりなさい！ずっと待ってました。Yui.さんの小説大好きです。これからもゆっくりでいいので更新頑張ってください。 (2016年2月4日 17時) (レス) id: e49f25a7b2 (このIDを非表示/違反報告)
Yui.(プロフ) - あすかさん» こんにちは！コメントありがとうございます。とても嬉しいお言葉ばかり頂けて…本当にありがとうございます。頑張ります！これからもよろしくお願いいたします！ (2016年2月4日 17時) (レス) id: 364d09a126 (このIDを非表示/違反報告)
Yui.(プロフ) - はなまるさん» 初めまして！コメントどうもありがとうございます。そのお言葉が本当に励みになります。これからもご愛読をよろしくお願いいたします！ (2016年2月4日 17時) (レス) id: 364d09a126 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yui | 作成日時：2015年5月23日 20時
