世界から離脱(2015) ページ7
5月某日
滝沢歌舞伎 10th Anniversary
本日は滝沢歌舞伎の見学に来ています。
お忍び、のはずなんだけどすでに周りの子何人かには気づかれてるみたい。
まぁそれもそうか、ファンの方々の洞察力ってすごいもん。
「山下さん、こちらです」
「ありがとうございます」
劇場のスタッフさんに席に案内してもらう。
1階最後列の補助席?だけど、全体をまんべんなく見渡せるからいいね。
毎年見学はさせてもらってるけれど、毎年毎年、成長が目に見えているから悔しい。
みんな、どんどん大きくなっていく。
滝沢歌舞伎ってすごい。
いざ公演開始すると、そんなこと考える暇もなく、メモをとる。
斜め前に座っている女の子が、そんな私をみて、「Aちゃん真面目」って一緒に来ていた友達に話してるのが面白くて思わず笑ってしまった。
おっと鼠小僧のお時間。
毎年ここで滝沢君はわたしをステージにあげてくれている。
滝「今日は最後列にね、SnowManの山下Aちゃんが来てくれてます。おーい!こっちきてー!」
1度立ち上がって、客席にお辞儀をしてから歩き出すと、ステージからすさまじい速さでふっかがやってくる。
きゃー、なんて沸く会場。
手をとってもらってエスコートしてもらうけれど、お客さんたちがくすくす笑ってる。
なんなんだ(笑)
マイクを受け取り、滝沢君の横に立つ。
「あ、ご紹介に預かりました、SnowManの山下Aです。」
滝「今年も来てくれたね、じゃあ来たところで悪いけどこの手紙を読んでくれ!」
手紙を読み終え、客席とステージにいる皆さんへお辞儀。
席に戻ろうとステージを降りると、滝沢君が後ろから最近どうー?と問いかけてきたので大きく丸を作っておいた。
なんでだろ、会場も滝沢君も、みんな笑ってる。
毎年ここにきては、悔しい思いをするけれど、
その分自分もいい刺激をもらえるんだ。
だからわたしは、わたしなりのやり方で成長していきたい。
一緒にステージに立っても、負けないくらい成長したい。
終演して、席を立つ。
もう1度、客席に深く礼をすると、客席から拍手が。
みんなに手を振って出ると、中からきゃー、なんて声。
さぁ、裏へ行って挨拶しよう。
MADの2人にも、Theyの3人にも、挨拶しなきゃ。
滝沢歌舞伎見学 レポ(2015)→←2人きりの日は(2015)
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こぴ - Yui.さんおかえりなさい!ずっと待ってました(;_;)リクエストさせてください!照くんと2人でダンスレッスンしてるときのお話が読みたいです!もしよろしければお願いします!これからも応援しております! (2016年2月27日 6時) (レス) id: 8c614f4888 (このIDを非表示/違反報告)
Yui.(プロフ) - 梨々子さん» ただいまです!コメントどうもありがとうございます。待っていてくれてありがとうございました。これから自分なりに頑張りますので、どうぞご愛読よろしくお願いいたします! (2016年2月4日 18時) (レス) id: 364d09a126 (このIDを非表示/違反報告)
梨々子(プロフ) - おかえりなさい!ずっと待ってました。Yui.さんの小説大好きです。これからもゆっくりでいいので更新頑張ってください。 (2016年2月4日 17時) (レス) id: e49f25a7b2 (このIDを非表示/違反報告)
Yui.(プロフ) - あすかさん» こんにちは!コメントありがとうございます。とても嬉しいお言葉ばかり頂けて…本当にありがとうございます。頑張ります!これからもよろしくお願いいたします! (2016年2月4日 17時) (レス) id: 364d09a126 (このIDを非表示/違反報告)
Yui.(プロフ) - はなまるさん» 初めまして!コメントどうもありがとうございます。そのお言葉が本当に励みになります。これからもご愛読をよろしくお願いいたします! (2016年2月4日 17時) (レス) id: 364d09a126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yui | 作成日時:2015年5月23日 20時