第八十八訓 怒らせたらめんどくさいタイプの人とは関わらないのが一番 ページ41
･
･
･
･
マ「お〜っとついに仲間割れだ！真選組落ちた！もはや見る影なし！」
隊「局長！なんかどんどんイメージ悪化していくんですけど…ってカレー食ってるし！局長がカレーの国へ逃げた！」
近「おかわりはどうたい？まこっちゃん。」
銀「やっちゃったな おい…結局やっちゃったなあいつら。」
近「やっちゃったもんは仕方ないよ まこっちゃん。まこっちゃんもう帰っていいよ。後は俺たちで何とかするから。」
銀「そうもいかねぇ。イメージマスコットだから俺は…お前らの。お通ちゃんには前払いで金もらってるからきっちりやらねぇと。」
近「イメージマスコットって何？俺らってそういうイメージなの？」
銀「こういう感じだろ？」
近「どういう感じだ？」
銀「バカで物騒で江戸の平和を守る感じ。」
近「いやまこっちゃんからはバカな感じしか出てないんだけど。」
銀「さて行くか。おいカレー用意しろ。」
近「おいどこに行く？」
銀「言ったろ。まこっちゃんはお前らのイメージマスコットだ。バカで物騒で江戸の平和を守る。」
そう言いながら両手にカレーがのったトレイを持ち塔へと歩いていく誠ちゃん
･
『近藤を斬れ…だそうですよ。』
土「完全に調子に乗ってやがるな。」
沖「あっ…。」
天「できなくば近藤の代わりにこの女が死ぬだけだ。人一人も守れん輩が江戸を守ろうとは フッ…笑わせる。」
近「よっしゃ…来い！
お通ちゃんすまなんだ！いろいろ手伝ってもらって何だが結局俺たちはこういう連中です。
もがいてみたが何にも変われなんだ。相も変わらずバカで粗野で嫌われ者のむさい連中です！
どうらやこいつは一朝一夕で取れるむささではないらしい！」
隊士らは近藤の言葉を胸に刻みながらしっかりと聞いている
近「だがね…お通ちゃんの言う通りもがいて自分達を見つめ直して気づいたこともある！
俺たちはどんだけ人に嫌われようが、どんだけ人に笑われようがかまいやしない。
ただ！守るべきものを守れん不甲斐ない男にだけは絶対になりたくないんだとね！
剣を抜けお前ら！たとえ俺の屍を越えても守らなきゃならねぇもんがお前たちにはあるはずだ！
さぁ…かかって来やがれ！」
近藤の声で皆刀を持ち構える
だが明らかに他の隊士とは違うオーラを放っているA
･
･
･
第八十九訓 変わらない方がいいことだってある→←第八十七訓 つるむヤツらは結局似たもの同士
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：gin-ruka
| 作成日時：2019年8月29日 23時
