中二病のヒロインは一番隊副隊長【銀魂】② (ページ32)

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第七十九訓魂を簡単に捨てるヤツにろくなゴリラはいないページ32

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沖「寺門さんこいつが今日のスケジュールでさぁ。」

お通「あっはい！」

土「まぁあんたは何もしないで笑って立っててくれりゃいいから気楽に…」

お通「あの…私やるからには半端な仕事は嫌なの！どんな仕事でも全力で取り組めって父ちゃんに言われてるんだ！」

土「いやしかし…」

お通「たとえ1日でも局長の務めを立派に果たそうと思って、真選組イメージ改善のために何が出来るかいろいろ考えてきたんだ。」

土「目の前のサボリ魔二人に聞かせてぇよ。」

そこへ山崎をフルボッコにして満足そうなAが戻ってくる

『サボリ魔って？』

沖「最近多いみたいで…無差別に人を斬るおっかないやつでさぁ。」

土「それ通り魔！お前らも同じくらいおっかねぇよ！」

沖「まぁーあんたはいるだけでいいんで。」

『そうですよ。アイドルはアイドルらしくニコニコしてしたくもない握手してればいいんですよ。』

土「お前アイドルに恨みでもあんのか？」

毒舌キャラに変更したのかと思うくらい毒を吐くA
そんなAを気にもせず未だケンカをしている隊士達の方を向くお通

お通「ちょっと！あんた達いい加減にしてよ！そんなケンカばっかりしてるからあなた達は評判が悪いの！なんでも暴力で解決するなんて最低だよ？もう今日は暴力禁止！その腰の物も外して！」

そう言いながら隊士達に近づいていく

沖「A最低らしいですぜ。」

『ヴッ……今の今で何も言えない。』

土「安心しろ。Aは昔から最低だ。」

『それ慰めてます？なら土方さんは生まれた時から最低野郎ですね。暴力から生まれた暴君です。』

土「なんだとこらぁ！」

沖「おいおい…アイドル小娘がすっかり親玉気取りでさぁ。俺を差し置いていい度胸してやがる。」

『暴力集団はそんじょそこらのアイドルには仕切れませんよ。土方さんでも無理なのに。』

土「もう最低でも暴君でもいいから一発殴らせろ。」

『武器無しで取り締まりなんてできるわけないですよね。』

沖「バズーカがないと取り締まりできねーや。という訳なんで今日は堂々とサボりますぜ。」

『武器無しの取り締まりって最高ですね。』

土「てめぇらは毎日堂々とサボってんだろぉが！
刀は武士の魂だぞ。そんな簡単に…」

近「すいませんでしたー！局長っ！」

近藤と隊士らがあっさりと刀を地面に置きお通に向かって敬礼をする

土「転職でもするか…。」

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