中二病のヒロインは一番隊副隊長【銀魂】② (ページ16)

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第六十三訓男は黙って目の前のもんを守れページ16

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万事屋達が去った後銀行内を調査する真選組

土「いいか？丁重に運び出してくれ。」

『私副隊長でよかった…平じゃなくてよかった…こんな気持ち悪いもの触りたくないですもん。ここまで自分の役職に感謝したことないです。平隊士達ありがとう。』

土「とことんクズだな。」

沖「土方さんこんな気味悪い死骸何に使うんですかぃ？」

土「入国管理局の連中が持って来いってさ。どっかのお偉いさんで欲しがってるヤツがいるんだとよ。」

『ヴェ…悪趣味すぎません？こんなゲロみたいなの欲しがる人の頭ん中覗いてみたいです。絶対マヨネーズで蝕まれてますよ。』

「『ヴェー…。』」

土「なんでマヨネーズ限定なんだよ！」

『悪趣味と言ったら土方さんじゃないですか。』

沖「マヨラーは悪趣味の象徴でさぁ。」

土「喰われろ！お前ら今すぐエイリアンに喰われろ！」

沖「しかし星海坊主ってのはいつもこんな化け物とやり合ってんですかい？どっちがバケモンだか分かりゃしねぇや。」

『おまけに神楽殿のお父さんだったとは。』

土「生活感の欠片もなかったがな。」

近「男ってヤツには2種類ある。ひとつは家族や仲間自分の巣を守り安泰を求める防人タイプ。もうひとつは巣から出て獲物を求めてさすらう狩人タイプだ。」

『海ぶどうさんの目は狩人と言うよりは獣の目でしたけどね。』

沖「大人しく巣に収まってるタマではねぇってことですかぃ。」

近「もしかしたらあの娘…今まで寂しい思いをして生きてきたのかもしれんな。」

沖「Aと一緒でさぁ。」

土「おい総悟。」

『私は寂しくなかったですよ。』

沖「ゴリラに拾われた子どもはたくましくなるんでさぁ。ター○ンだってジャングルの愉快な仲間たちと共に成長するじゃないですかぃ。」

土「誰がジャングルの仲間たちだ！」

『確かにゴリラとマヨとサドですもんね！』

土「ジャングルにマヨもサドもいねーよ！」

『まぁー私は拾われた先があの場所で良かったって事です。じゃないと今こうやって総悟と一緒に土方さんや近藤さんで遊べてませんから。』

沖「フッ…違いねぇや。」

土「…ッチ。人で遊ぶんじゃねぇ。」

近「A…俺は今娘の結婚式に出た親父の気分だ！」

沖田が笑い
土方がAの頭に手を置きぐしゃぐしゃと撫で
ガ○ャピンの着ぐるみを着たまま近藤が号泣し
それぞれがAとの出会いを思い出している

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