先輩だから ページ17
･
あいつの様子がおかしかったのはあの台本を見ればだいたいの想像はできる
俺の中での想像をちゃんとした確証に変えるために次の日菅田を飯に誘って見たこと全てを伝えた
松「これはあくまでも俺の想像なんだけど…A過去になんかあったでしょ？それが蘇ってあんな事になったんでしょ？」
菅「そうですね。」
松「菅田は昔からAのそばに居たやつだから何があったかはもちろん知ってんだよね。まぁーAの気持ちもあるし無理には聞かないけど。でも俺は今回のこと身内で起きてんじゃねぇかって思うんだよね。」
菅「それって…。」
松「そうトップコート内。A今回が初めてじゃないんだって。今まで私物とか無くなってたらしい。」
菅「そんなん聞いてへん。」
松「今までは私物で自分しか迷惑かかってなかったから我慢できてたみたいよ。でも最近は台本とかまで無くなってきてさすがにマネージャーと話したらしい。」
菅「なんであいつなんも言わんかったんやろ。」
松「それは菅田が一番わかってるでしょ。」
菅「……どこまでアホやねん。」
あいつが俺らに…菅田に何も言わなかったのは心配かけたくないから
それを一番分かっている菅田は今にも悔しさで泣き出しそうな顔をしている
松「ごめん…やっぱ聞いていい？Aの昔のこと。」
菅「……はい。」
菅田が話し始めた内容は小学1年生には辛すぎるであろう話だった
イジメ…いやAの存在自体を否定する言動
正直想像以上でたぶん俺の顔はとんでもなくマヌケなだったと思う
今のあいつからは想像も出来ない過去
どんだけのもんを閉まって過ごしてきたのか…
俺には想像すら出来なかった
菅田の話を聞きながら強く芽生えた感情は一つ
怒りだった
あいつの事を何も知らないやつがあいつを傷つける
何も知らないやつが…
松「これ以上Aが傷つくのっておかしいよな。俺ちょっと探すわ。」
ただ俺はあいつの凄さをわからせたかった
どんだけAが人間としても俳優としても凄いのかを…
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 379人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
gin-ruka(プロフ) - ましゅまろさん» ほんとですか？！同じですね笑笑仲間になってください！！笑 (2021年12月5日 20時) (
レス) id: 1933f90517 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 私もカップ麺に水入れて、まだかなぁって待ってた時があったので滅茶苦茶笑えました笑 (2021年10月5日 21時) (レス) @page13 id: a0cb060353 (このIDを非表示/違反報告)
gin-ruka(プロフ) - Silvermoonさん» えぇー！眠気来ずですか？！無理しないでくださいね！めちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます(^^)！もう笑い欲してます(笑) (2019年10月30日 22時) (レス) id: 1933f90517 (このIDを非表示/違反報告)
Silvermoon(プロフ) - え〜…結局眠気来ないままハロウィーンの回を読み進め
碇君の笑いに貪欲なコスプレに笑い過ぎて腹筋崩壊するぅ〜♪
(2019年10月30日 22時) (携帯から) (レス) id: 5e24cae7de (このIDを非表示/違反報告)
gin-ruka(プロフ) - 神無月三栗さん» 私の方こそ最高すぎるお言葉ありがとうございます！！楽しんで貰えて嬉しいです！こちらこそ素敵なリクエストに感謝です！ (2019年10月30日 21時) (レス) id: 1933f90517 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：gin-ruka
| 作成日時：2019年10月6日 14時
