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土方side


くそっ!なんなんだあいつは!
今朝のことといいなんで俺の中にずかずか入ってきやがる。
今までのやつは目を見れば怯えはなれていったってゆうのに。。
なぜあいつは違う。



土「………くそ!全然集中出来ねー。。」




頭を冷やすため縁側に腰掛ける。
少し離れた所に庭の掃除をしているAの姿がある。



なぜあいつは違うのか…
それが気になり頭から離れず目が離せない





「こんな所でどうした?休憩か?」





土「近藤さん…まぁーちょっと。。」




近「そうか!隣いいか?」



俺は頷きまたAに目を向ける





土「あいつは……Aはなんでここに?」




気づけば口から出ていた





近「うん?…あぁーAか!Aも幼い時に俺が連れてきた!ある雨の日に1人で道にうずくまっていてな。周りは血の海だ。幼いAが殺ったのかはわからねー。だが斬り合いを目の前で見たのは変わりねー。放っておけねぇーよ。」




土「……親は?」




近「いねー。お前と同じ隠し子だ。」




土「?!」




近「生まれた時から親はいねー。いや、いたんだろうが1人だったみたいだ。だからAは名字を知らねー。」




だから名前を聞いた時あいつはAとだけ答えたのか…




近「Aの昔のことは詳しくは聞いてない。今こうして俺らと一緒にいる。Aが笑っている。それだけで十分だろ。」




近「お前もだトシ。昔のことなど俺にとっちゃどうでもいい。今お前がこうして一緒にいてくれる。それが全てだ。」





土「…………おぅ。」






Aの過去を少し知った。
もっと知りてぇーそう思ったのは確かだ。



Aの中に俺達がいる
それだけでいいと思える。



近藤さんの中に俺達がいる。
1人だった世界にいつの間にか守りたいと思うやつらが増えていく。



この俺が……



自分でも笑えてくる





近「よし!そろそろ稽古に戻るか!Aもそろそろ終わるみたいだしここに見に来るだろう。」




土「…………近藤さん…礼を言う。」





近「……!ガハハハハ〜!最近トシは少し素直になってきたな!俺は嬉しいぞトシ!!」






土「………言うんぢゃなかった。」






近藤さん・総悟
そしてA




守りてぇー
一緒にいてぇー




ただそう思った。。

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作者名:gin-ruka | 作成日時:2019年5月27日 19時

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