Story 13 ページ14
音駒にはマネージャーがいない
だからこの5人でローテーションしていくらしい
今日はかおり先輩がやりに行ってくれた
1年生はまだ自分のチームの方が良い
そんな気遣いなんだろうけど…
及「じゃあアップ始めるよ〜」
「「「…」」」
岩「アップ始めんぞ」
「「「うっす」」」
青城は相変わらず…
兄さんは無視され続けてるし
なんで一くんが主将じゃないんだか
青城男バレの七不思議だよ
この前英くんとそんな話をしていた
練習が始まったら、
私達マネージャーはドリンクを作りに行く
谷「Aちゃんって大王様の妹さんだよね」
『大王様…?』
谷「あぁ、ごめん…青城の主将さんのこと」
兄さんって烏野から大王様って呼ばれてるんだ〜…
雀「ほら!早くしないと終わらないよ!」
『ごめんなさい』
少し無駄話をしすぎた
かおり先輩に怒られちゃった…
仁花ちゃんは今にも死にそうな顔をしている
多分先輩に怒られちゃったからだよね
最初からネガティブな発言多かったし…
清、雀、白(やばい、1年2人が可愛い…!)
私と仁花ちゃんは3年生の先輩達が
そんなことを思っていたのに気づいていなかった
『ドリンクです』
青城に戻ると、兄さん達が動きを止めて集まって来た
みんな汗をかいてる
自然に近い所とは言っても、夏だしね…
及「ありがとねA!」
岩「重いだろ?暇ある時は俺が持つから」
花「俺が持ってあげるよ」
松「下心しか感じられねぇよ、花」
やっぱり3年生の先輩はオーラがすごいや
気づいたらペース呑まれちゃってる…
渡「ありがとう」
矢「Aちゃん、ありがと」
2年の先輩はちょっと怖いかも…(矢巾先輩が)
ちょっとチャラい…ように見えるし
…あとは1年の2人に渡せたら終わりっ!
『ドリンクです』
金「あっ…あざっす!」
『じゃあ準備あるから行くね』
国「待って」
準備に行こうとしたら、英くんに手を掴まれた
『…えっ、と』
国「なんで影山と仲良いわけ?」
振り返ると、そこには英くんしかいなくて
金田一くんは先輩に呼ばれたらしい
国「なんで…アイツに名前呼びされてんの…」
結構睨んでくる
英くんと影山くんってチームメイトじゃなかった?
もしかして、その時何かあったの…?
『英くんと同じだよ、兄さんと被るから』
私がいじめられていたことなんて
他の人に知らせたくないから
「そろそろ練習始まるよ」と呟いて、
ドリンクのカゴを持って水道へ向かっていった
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作者名:梨羽 | 作成日時:2024年1月9日 19時