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(あー､､､やばいぞ、これは本当にやばい。まんばがち？で？怒っておる､､､！)
「清光ー､､､安定ァ､､､」
加安「主？そんな顔してもダメだよ？」
「ぅぐ､､､」
加安「俺ら、山姥切の言葉で結構これでも怒ってるからね､､､？」
「あ、いや､､､その､､､。」
長「まったく､､､主、貴方は確かにお強いですが､､､。少しは我々も信用して頂き任せては頂けないのですか？」
「長谷川､､､。いや、信用していない訳じゃないんだ､､､。無意識なんだ。皆を護りたい､､､救いたい､､､そう心が走れば走る程､､､」
ピタッ､､､
「まんば､､､？」
国「主。主がそう思ってくれて俺達は幸せ者なんだろう。ただ、俺達は振るってこその刀剣､､､。アンタの力になるのが､､､あんたはそれを許してくれないのか､､､？」
「そ、そういう訳じゃ､､､！」
一「まぁまぁ､､､でも、主様？貴方はこれ程までに彼等に求められ、必要とされてるのです。」
「すまん､､､だが、本当に無意識なんだ､､､。制御しなければと、思ってはいるんだが､､､さっき言ったことを考えると､､､」
国「もういい。主の『それ』は今に始まった事じゃないからな。」
青「まぁ、とりあえず合流しないかい？きっと向こうも遅いと思ってると思うよ？」
長「そうだな、向かおう。」
「､､､。」
(私は結局､､､皆に迷惑をかけることしか出来ないのか､､､。私は一体何のために､､､？)
長「主？」
(私は『彼』とまた出会える事を考え、そしてこの世界を護り救うと､､､。なのに､､､。結局の所は皆に迷惑かけ、振り回し､､､。そしてきっと､､､。)
長「主､､､！」
「っ！あ、あぁ、今行く､､､。」
国「(主､､､？)」
加「なぁ、安定､､､」コソッ
安「うん､､､」
(こんな私を､､､彼等はもう主と認めないだろうな､､､。きっと『彼』も､､､。)
青「ねぇ、主。何か考えてるようだけど、その考えは間違ってると思うよ？僕も、彼等もこんな事じゃ離れていかないさ。」
「っ！､､､青江には考え事も、隠し事も直ぐに気づかれてしまうな､､､。」
青「山姥切達よりは出会うのは少し遅かったけど、僕は僕なりに君の事を分かってるつもりだよ。」
「青江､､､」
青「だから、大丈夫。君は俺達がいるし、君の捜している『彼』もきっと会えるよ､､､。」
「､､､ありがとう。」
青「ふふっ、どういたしまして。」
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作者名：兎姫 | 作成日時：2020年4月2日 16時
