26.〜廉side〜 ページ26
俺は今買い出し終わって学校で看板作りしてるとこ
なんやけど…
こいつ、Aに廉も描いてみてって絵を描くように言われた
俺、絵そんな得意ちゃうねんけど。
そして案の定
あ「…え、えぇーと…羊？」
いやどこからどう見てもクマやろこれ
俺の中では上手いほうやねんけど
『クマや』
俺がそう言うと「え？！これがクマ！？」とか言い出した
『これがってなんやねん、これがって』
あ「…ぷっ笑」
『おい』
あ「ふっ、あははは、だって…っ笑」
俺の絵をみて大笑いするこいつ
ムカつくわ
『なに笑っとんねん』
俺はAの頬を掴んで『ごめんなさいは？』って言うたった。
あ「ご、ごめんなひゃ…t
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
平野「やっぱり！Aちゃんと廉じゃん！」
Aが謝ろうとした時ドアが開いてまさかの紫耀が入ってきた。
あ「わ、平野くん？！なんでいるの？？」
『あーそういえば紫耀も文化祭委員やったか』
すっかり忘れとった。
あ「え、そうだったの！？」
平野「そだよ！廊下に出てみたらAちゃんに似てるような声が聞こえてきたから来てみたらAちゃんだった！」
あ「私も文化祭委員なんだ笑」
平野「そうだったんだ！廉もそうだっけか？」
『いや、俺はちゃう』
平野「だよな！休みの日までAちゃんに会えるなんて俺ラッキ〜！」
…絶対紫耀こいつの事狙っとるやろ
あ「ふふ、なにそれ笑」
ふふ、ちゃうねんお前も
『あー俺、喉乾いたな』
俺がこう言うとAなら真っ先に動こうとするやろなおもて言うてみた
あ「え、あぁじゃあ私も丁度喉乾いてたし買ってくるよ！」
ほらな。
あ「何がいい？」
『お茶でいい』
本間はお茶も別にいらんけど。
あ「おっけ！平野くんも何かいる？」
平野「あ、それだったら俺も一緒に行く！」
…は？
あ「そう？じゃあ廉待っててね」
『ちょ、おい』
Aは待っててねって言って教室を出ていった
『……紫耀も行ってどないすんねん』
Aだけ行かせよおもたのに。
俺が行けばよかったんか
いやどっちみちあいつと紫耀2人になるやんけ
って、
俺さっきからなに考えとん？
ｶﾞｻ
俺は赤色の袋をポケットから取り出した。
これはあいつが買い出しの時に可愛いとか何とか言うてたブレスレット
『…こんなんまで買って俺どうしたんや』
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さちまま(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。頑張ってくださいね。キュンキュンします。 (2020年1月14日 14時) (
レス) id: 016a10df51 (このIDを非表示/違反報告)
Rea(プロフ) - 、さん» 一応読んでいたのですが忘れてしまっていました申し訳ありません。ご指摘有難う御座います！ (2020年1月12日 18時) (レス) id: 49489daafb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rea | 作成日時：2020年1月12日 11時
