噂を聞けば ページ7
杏寿郎「何故君が朝から俺の屋敷にいるのか全く理解できないな！！！！」
宇髄「面白い事になってんだろ？そんなの来るしかねぇじゃねーか！！」
杏寿郎「何の事だ？！面白い事など何もない！！！」
宇髄「はいはい。じゃ、Aちゃんに会わせて？」
杏寿郎「…うん？君に会わせるようなAさんはこの世のどこにも存在しないが？朝から頭は大丈夫か？」
宇髄「相変わらず面倒くせぇ性格してんな、おい。」
杏寿郎の屋敷にやって来た宇髄。
何故かと言うと先日の炭治郎達が杏寿郎の屋敷を後にした帰り道、気を失って担がれている善逸を見つけ声をかけた。
さっきまでの事を丁寧に教える炭治郎の話しを聞き大笑いした宇髄は、これは行ってみるしかない！と思い早速やってきたのだ。
『今日もきょうじゅろのお客さん…？』
杏寿郎「〜っっ？！！！」←
宇髄「そうそう、Aちゃんこっちおいでー」
宇髄は手招きをすると、にこにこしながら近寄るAにいくつかの包みを渡している。
宇髄「ほいっ！5歳のAちゃんにお土産〜♡」
『ありがとうっ！ね、開けてもいーい？？』
宇髄「どうぞー」
ニヤニヤしている宇髄を見て杏寿郎はなんだか嫌な予感がした。
『わぁ〜！すごいっ！これっ、ちょこれいと？初めてこんなにキレイなの見たぁっ！』
宇髄が持ってきたのはキレイに型どられた高級チョコレートの詰合せ。
初めて見るそれにAは目を輝かせとても喜んでいる。
宇髄「おー喜んでくれたなら良かったぜー、俺の嫁になったら毎日食わせてやるぜ？」←
杏寿郎「ばっ…！馬鹿な事を言うんじゃない！！」
『……毎日…ちょこれいとが…？』ボソリ
それを聞いたAは宇髄の膝に座り、じぃっと宇髄を見つめる。
『ね、お兄さんの名前…まだ知らないけど……お嫁さんにしてくれる？ね、いい？』
自分の嫌な予感が当たる事となり顔面蒼白な杏寿郎、そして宇髄は予想以上のAの破壊力に柄にもなく赤面していた。
宇髄「お、おう？」
杏寿郎「おう、じゃないだろう！！宇髄！！！！
くっ………その言葉は俺だけに言って欲しかった……。」
そんなやりとりをお茶を持って来ていた千寿郎は部屋の外から全て聞いていた。
千寿郎(……入るのは辞めておこう…。それにしてもAさん……記憶が戻った時に兄上からお叱りをうけてしまうのでは……)←
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杏(プロフ) - わー!!本当にすっごく嬉しいです(T▽T)もはや溺愛させたい願望重視になってしまいｽﾄｰﾘｰ性ゎ無視しまくりですが、ほわーっと温かい目で読んで頂けると嬉しいです(^▽^) (2021年8月10日 20時) (
レス) id: 86a7064ea0 (このIDを非表示/違反報告)
少女は仮面を外す(プロフ) - イチコメ失礼します！いつも応援しています！自分のペースで更新頑張ってください！ (2021年8月10日 18時) (レス) id: 52e46aee46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏 | 作成日時：2021年8月9日 21時
