実の秘密�� ページ48
じい「ケツケツの実は世にも珍しいものじゃ」
おじいさんが話し始めるとみんながこっちを見るから照れる。
てゆうか、エースの膝硬い。
寝心地は最悪。
じい「自らの形を自由自在に変えれる。戦いにも十分に役に立つだろう？」
「うん、まあ…」
人を傷つけるのはどうかと思う。
平和に生きたい。
じい「その大きな力の代償として血を欲する」
「…知りすぎでは」
さすがに恐ろしいけどこのじいさん何者。
じい「ほっほほ。ワシの妻が元能力者なんじゃ」
「…そっか。なんかごめん」
じい「いいんじゃよ」
奥さんいたんだ。
寝ながら人と話すのはお行儀悪いかな…と今更気づいて起き上がろうとするとエースに止められた。
まあ抵抗しないです。勝てないし。
じい「その代償が大きな鍵じゃ」
そっか。なんとなく分かってたわけでもない。
なんでかな…って考えた事もなかった。
"あの時"は目の前の事で精一杯だったから。
じい「覚醒したケツケツの実は神をも超える力を使う」
「言い過ぎ」
ドドンッと効果音が付きそうな気がした。
おじいさんのドヤ顔。
LW「どんな力だよ」
これには呆れ顔のロー。
じい「再生能力じゃ」
まるで自分の力かのようにそう言ったおじいさん。
私は考えるのをやめようと思う。
じい「代償によって他人から吸い取った血からその人物の情報を整理する事で他人の傷を再生するんじゃ」
LW「それが覚醒か…」
じい「これが最大の覚醒した能力じゃ」
簡単に扱えるものではないがな…と付け加えたおじいさん。
もう一回寝ようかな。
布団を顔まで被ろうとした時、エースに止められた。
AC「…どういう事だよ」
「ごめん」
AC「やっぱり、あの時俺は…」
ごめん、寝るね。
そうエースに言ったけどなかなか手を離してくれない。
じい「まあその再生にも代償はあるがな…」
「ダーリン。ご飯にしましょう」
そうおじいさんに言ってベットから飛び出た。
…ふう。危ない。
お腹すいた。
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ちいず 。 - ルアさん» コメントありがとうございます(^^)読み辛くて申し訳ないです…名前表記検討してみます！ (2020年9月2日 21時) (
レス) id: 1eb0768316 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - めちゃめちゃに面白いです！ただ、少し読みずらいので名前表記入れてくれると嬉しいです。文句いってすみません(><) (2020年8月31日 20時) (レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年5月15日 17時
