【MHA】スイ◯チに突っ込んだら個性イカになってた私。 (ページ8)

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まんめんみー！６ページ8

YOUR SIDE

轟くんのイカちゃん発言から数十分後、何故か私は爆豪勝己に「オラァ！！！」と爆破されそうになる。

ちなみに先程皆さんをざわつかせたイカちゃん発言は、彼の過去に関係があるらしい。

「毎日外に出る時、必ず見つけようと意識していたんだ。最初見たときは嘘だと思ったが…」
と目を虚ろにする。彼の表情からはとにかく嬉しそう、と言う一言に限った。

これが数十分前の出来事。
で、今。

「おい」

「な、なんですか爆豪くん！！」

「うるせェ！！なんでお前、1年A組(ここ)にいるんだ？！アァ！？！」

「受験して合格したからだけど？！」「なんかの間違いだろ！！！」「なんでぇえええ！！」

朝からブチ切れられる彼の気力は一体…。
彼曰く、私はイカに変身できるだけだと勘違いしていたらしく、「デクと言いイカ女といい、なんなんだお前はァア！！」と両手をBOM BOM！！と爆破させていた。

せめて、イカちゃんと呼んで欲しかった。
そんな私たちを横目に、
「おい、次の種目で最後だ…ボール投げやるぞ」
と冷静な先生。

どこからかボールを取り出し、青山くんへ投げた。「さっさと投げろ」と脅迫じみた発言を浴びせられる青山くんだが、キラキラとした表情を変えず、「えいっ☆」とビームを放ち、遠くへ飛ばした。

２回投げ終わり、私の番。

(ボール投げも普通にやるしかないか…)

実は、目立った成績は５０m走と反復横跳びしか出せていない。
チャンスは２回。銃口にボールを当て、少しでも飛距離を伸ばすしかないが今それをやるには難しい状況。

「どうした。早くやれ。」
と言わんばかりの相澤先生の圧力に負け、ボール投げも普通に投げる事にした。

スウ、と息を吸って、
風邪を切るようなイメージで上に飛ばす。

「６５.７m」

目の前に出された結果に、安堵の息が漏れた。
いや、普通に投げただけになったけど…。

後ろから聞こえてくる、女子の力で普通に投げて６０m行くって、なんでだと言う疑問の声が。

「ゴリラだな」

なんて、爆豪くんの台詞は気にしない。
「キミには言われたくない…」

ボソッと言った声が聞こえたのか、彼の手からまた BOM BOMと爆風が吹いていた。

.
え、何事でしょうか。お気に入り数が、、
昨日の夜見た時は…。歓喜に溢れてます。
ありがとうございます(°_°)

轟くんパワー半端ないですね。
コメント見させて頂いています。感想などとても嬉しいです！落ち着き次第、返して行きます。