【MHA】スイ◯チに突っ込んだら個性イカになってた私。 (ページ17)

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まんめんみー！１４ページ17

朝。相澤は気怠そうに教卓の前に立った。
「昨日の戦闘訓練お疲れ。」

「爆豪
お前もうがきみてぇなマネするな。能力あるんだから」

昨日のVと成績を見て一言。勿論、爆豪だけではない。「で、緑谷。腕ブッ壊して一件落着か。」意表を突かれたように小刻みに震える緑谷。

「俺は同じ事を言うのが嫌いだ。
個性の制御さえクリアすればやれる事は多い
焦れよ」

相澤の前向きな言葉に、緑谷の決心が硬くなった。
「っはい！」

「で…。芦崎」

「はい？」
思わず拍子抜けな声が出る。それもそのはず、原作では２人の批評を言って学級委員決めと言う流れだ。

「１人であそこまで出来た事は褒めよう。
…が、本番では１人で突っ走っても死に急ぐだけだ。何が重要でどんな判断をしたらいいかよく考えろ。イイもん持ってるんだから」

(やっぱり言われた…)昨日、オールマイトと作戦はたてたもののほぼ１人で独走してしまった。
何となくマイナス評価になるとはわかっていたが、お褒めの言葉を頂いたので前向きに捉えよう、そう考えた。「はい！」

相澤の顔が、少し安心した様に見えた。
「さて、本題だ…。」

全員が固唾を呑む。また臨時テストをやらされるのかと覚悟していた。

「学級委員を決めてもらう」

「学校ぽいっのきたー！！」
皆次々に手を挙げる。

(…原作ちょっと変わったけど、ここら辺は変わってなくてよかった。)

「Aちゃんはやらないのかしら？」

ケロ、と話しかけてきたのは蛙吹梅雨。
「蛙吹ちゃん。」「梅雨ちゃんと呼んで。」

「なんか苗字で呼ぶの慣れちゃって…。
私はいいや。纏められるか分からないし、ちょっと面倒くさいかも。」

「やりたがらなんて、珍しいわ。」

「そう？私は逆かな」
いつの間にか飯田の提案で投票制という事になった。自分に入れるのも良し、他人に任せるも良し。

「ん…？一票入ってる」
芦崎の隣に１つの棒。誰が入れたのかわからないが、学級委員には届かないので一安心した。

「じゃあ委員長は緑谷
副委員長は八百万だ」
向こうでは「なんでデクがー！！」と爆豪がキレていた。

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