【MHA】スイ◯チに突っ込んだら個性イカになってた私。 (ページ13)

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まんめんみー！１０ページ13

(生戦闘服(コスチューム)カッコいい…！！)

全員着替えて外に向かう。
「格好から入るってのも大切だぜ少年少女！！
自覚するのだ！！！今日から自分は…」

オールマイトが叫んでいる。光が見える方向が近くなり、外の景色が見え始めた。

全員が外への一歩を踏み出したと同時に、

「ヒーローなんだと！！！」

なんともカッコいい登場…！

「あ！デクくん！」

隣では出久と麗日ちゃんの穏やかトーク。
うんうん、本当にオールマイト大好きだよね出久。

ここからは原作通り、屋内での対人戦闘訓練。
生徒同士でヒーローとヴィラン側に分かれて２対２の屋内戦。制限時間は１５分。
その間に核兵器を隠しているヴィランをテープで捕まえるか核兵器に触れるとヒーローの勝利。

ヴィラン側はヒーローを捕まえるか核兵器を守れたら勝利。

う～ん、なんともアメリカン。…とういうか、この訓練はアレだ。１人余るやつだ。
私という"イレギュラー"な存在がいると、偶数だった１年Ａ組は奇数になってしまう。

こうなると大抵"当たりくじ"が入っている設定だけど…

「さて、みんなくじを引いたな！」

「えあ、待ってください。
私引いていない…」

オールマイトの方を見ると、ああ、と気づいたように「芦崎少女はこちらのくじを引いてくれ」と出されたのは、特別くじと書かれた箱。

「この中にＡ～Ｊの紙が入っている。当てたチームと芦崎少女は戦ってもらう！！」

「先生！１対２ということですか？」ビシッと私の言葉を代弁してくれたのは飯田くん。

「うーむ、そこだがな。流石に１人はアレだからな、ワタシが芦崎少女とペアを組もう！！」

「えぇー？！？！」
其々から驚きの声が。私が一番えぇーです。

「勿論、評価は平等に行うぞ！
なあに、サポートだけさ！引き当てたチームは自動的に３番目のチームと戦い、一番最後にチームK(私たち)と戦ってもらう！
さあ、早く引いてくれ！」

急かされまくったのでとにかく引くとする。
「…チームＧ。」

また騒がしくなる。チームＧって言ったら…
「…てことは、マジか…。」
「俺たちが…オールマイトと…」

チームＧは耳郎ちゃんと上鳴電気。いや、なんかフルネームが言いやすい。
この２人は良いコンビだ「よろしく…？」

「では、チームＧは三番目に戦ってもらう！
さて最初のヒーローとヴィランは…」

どんどん進んで行く。とにかく策を考えないといけない。私の不安を他所に最初の戦いが始まった。