第陸拾漆話 ページ31
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炭治郎side
俺は朝から冨岡さんとAさんに鍛錬を見てもらった。
2人はとても教えるのが上手で、少し強くなれた気がする。
俺はふとAさんの使う氷の呼吸が見たくなり、
頼んでみると快く引き受けてくれた。
それに、なんと冨岡さんとの手合わせで見せてくれるという。
ワクワクが止まらない!!!!
『じゃあ炭治郎くん、合図お願いね?』
「はい!!!
それでは...はじめ!!!」
俺の合図を皮切りに手合わせが始まった。
「水の呼吸____陸ノ型____ねじれ渦」
『氷の呼吸____肆ノ型____薄氷春帯』
...すごい。圧巻だ。
技の威力が俺の持っているものとまるで違う。
それに...Aさんの呼吸はとても美しかった。
雪の結晶がちらほらと降っている。
『氷の呼吸____参ノ型____結晶飛来』
「水の呼吸____漆ノ型____雫波紋突き」
暫く技を出し合ったあと、
冨岡さんが雫波紋突きを出した瞬間に
Aさんの木刀が折れた。
『ああ〜負けちゃったあ。やっぱ義勇は強いね。』
「...刀を構えるのが遅くなっている。
そこを修正すればもっと早く技を出すことが出来るだろう。
.....まあ、前俺は負けたからこれで同じだな。」
『次は勝つからね!!
...炭治郎くん、どうだった?』
「圧巻でした!!お二人共強すぎます...!!
それに、氷の呼吸とても綺麗でした!!」
そう言うと、Aさんはありがとう、と返してくれた。
時刻はあっという間に夕刻になり、
冨岡さんとAさんは帰ることになった。
「あの...本当にありがとうございました!
俺、今日教えて貰ったことを忘れずに
しっかり精進します!」
『うん、炭治郎くんなら出来るよ!
最終選別突破して、鬼殺隊士として一緒に戦おうね!』
「...A。そろそろ行くぞ。炭治郎、元気でな。」
こうして2人は帰っていった___________________
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結愛(プロフ) - とーこさん» お気遣いありがとうございます....!!じゃあ書いちゃいます!笑 (2020年6月6日 12時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - Haruharuさん» いつもありがとうございます!もっとやっちゃいますね!笑 (2020年6月6日 12時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
とーこ(プロフ) - いいぞ!もっとやれっ!です(笑笑)無理なく頑張って下さいね! (2020年6月6日 7時) (レス) id: 1504ba7982 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - いいぞ!もっとやれっ!って感じです!更新頑張って下さい! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - Haruharuさん» ありがとうございます!!! (2020年6月3日 21時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結愛 | 作成日時:2020年5月30日 11時