創作日常（実話有り）

※ ページ18

ナグモ(ソラ)side




シバさん､､､いや、かえむらさんの話は理解できなかった。
最初のうちは、だけどね。
どうやら桜吹雪☆彡さんは私が人気なのが気に食わなかったらしいが、それならそれでもいいと思っていた。

だけど私の作品を自分の作品だと称して人気になったそのやり方は到底褒められたものではないし、まず著作権を考えろと言いたいくらいだ。
亜莉は先にシバさんから話を聞いていたらしく、桜吹雪☆彡のしたことをほとんど知っていた。

春ウララさん、ナツミカンさん、私、亜莉、シバさん(かえむらさん)で集合した時(全員同じ市内、小学校または中学校だとわかったので実際に会うことにしたのだ。勿論親の許可は取ったし近くに親は待機している)、私たちは春ウララさん＝同学年の梨里羽ちゃんだとわかって驚いた。
さらに驚いたのはナツミカンさんはシバさんと同じ学校に通う夏野綾乃さん、そして桜吹雪☆彡の本名までわかった。



「これを見るとわかると思うけど、松井優香里ってのが
桜吹雪☆彡の本名。住所まで知ってる子はいないはずなんだけど、こうしてネットスレに書かれている以上、多分だけど桜吹雪☆彡をいじめてる市川清香って子が晒したんだと思うんだよね。清香っていう子は本当に何でもやる子だからここまでヤバいことする子は清香以外に考えられないかな」

シバはそこで資料として持ってきていたアドレスを見せてくれた。
「桜吹雪☆彡が嘘をついたことは事実だけど、それを利用していじめようって思うなんて、と思ってたんだけど。清香はネカフェによく出入りしてるし、スマホだって確か3台持ってるんだよ。だからこうして桜吹雪☆彡の自作自演に見せかけてるんだ」

アドレスを見ると確かに違う表記だった。
私達はこれからどうしようか、と悩んだ。
考えた末に、桜吹雪☆彡､､､いや、松井優香里さんに会うことにした。
ちなみにシバさんは桜吹雪☆彡と友達だというので、今回私たちが集まることを知っているらしい。

桜吹雪☆彡の謝罪とこれから→←嘘みたいなホントの話

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