『太宰さん、大嫌いです。』太宰「勿論私も君が大嫌いだよ、ところで意見も意気投合した事だし心中しない？」『是非!!』中島「アンタ等本当何なんですか……」

『荷物持ちは勿論男性の方がするんですよね』太宰「え」『私貴方より歳上で可憐な女性です。』太宰「はいはい、そうですか」『あ、あの帽子誰かさんのに似てますね』太宰「んー、やっぱりセンス無いなぁ」中原「あァ？」『「うぎゃあああああああ!?」』 ページ12

『ふぅ……是位ですかねぇ』









太宰「何で私がA先輩の荷物持ちを……」









治君が手に持っている物は女性用の服、大量の文具、謎の大きな箱……









しかもずっと私が買い物をしている間は治君は店の外で待たせてた為疲労感も凄く見られる。









『まだ2時間しか経ってないのに……あ、彼処の小洒落た店行きます？治君にピッタリな服があるかも！』









そう言い私は治君の手を引き小洒落た店へ入店した。









太宰「ちょっ、私買いたいものとか無いんだけど……」









『あれ、此処入った理由気付かない？』









太宰「え、先程買い物と言ったじゃないですか……」









私は首でクイッと店の奥の方を指した。









太宰「うっわぁ…………帰りましょうか。」









彼方はまだ気付いてない見たいだけど……









実は私自身中原幹部と会うのも久しぶりで、一寸気まづい感じしそうだけど……









『あー、見てみて"治君"!! 此処の帽子すっごくカッコいいよ!!』









私は治君と言う言葉だけ凄く強調して言った。









太宰「ばっ」









気付いた時には私達の目の前に超低身長幹部様が立っていた。









中原「手前等此処で何してやがる」









『ショッピングですよ』









太宰「中也こそ何してるのさ」









こう治君が問うと、中原幹部は「来い」と店の外へ出た。









『で、如何したんですか？』









中原「此処の店の店主が裏社会に関わってんだ。俺等との書類取引が在ったんだが、その書類がまだ届いて無くてな。それを取りに来てんだ。」









太宰「あー……取りに来たけど惚けた振りして渡してくれないって事かい？」









中原「ビンゴ。異能力使って喋らそうと思ったが人も居てな。」









『だったら私が取りに行きましょーか？』









中原「は？」









『いや、私が取りに行きましょーか？って言ってるんです』









太宰「あー、先輩の異能力使ったら1発じゃないか、中也。」









中原「……念の為俺等も着いていく。てかまだ先輩呼びしてんのか？」









太宰「仮にも先輩だからね、立場は此方の方が上だったけど。」









中原「あ、Aッ！先行くなッ！」









昔言われたそうな──この3人は"かなりヤバい"と。

太宰「ポートマフィア時代はよく構成員にドSが居る、という噂を聞いたなぁ」中原「明らかに1人しか居ねぇじゃねぇか」『へ？』太宰「珍しい女の構成員で異能力持ちで……もう当てはまる人1人しか居ないね」『んー、誰でしょうかね。私事務係でしたのでそんな方居れば記憶に残っている筈なんですけど』太 中「「君だよ/手前だよ」」→←『本当胸揉むの止めてもらえませんかねぇ？』太宰「そのちっパイが癖になるのだよ」『なッ……五月蝿いですよ！仮にも私は貴方の先輩で！』太宰「でも立場はいつでも私の方が上じゃないか」『むぅ……』太宰「勿論夜の立場もね」『勘違いされる言い方止めなさい』太宰「うふふ」

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