七話 ページ9
「カァァ!カァ!A!次ハ北ノ街ヘイケ!」
『はい』
いつものように鬼を狩りに行った、ある日のことだった。
街につき、情報収集も兼ねて茶屋で団子を頬張っていた時、炎のような男が茶屋に入ってきた。
「ここの団子は上手いと聞いた!ひとつ貰おう!」
…大きい。隊服を着ている。鬼殺隊だ。階級は何だろうか。
「む!そこの鬼殺隊の幼き少女!君もこの街に任務にきたのか?」
『は、はい。』
「俺は炎柱の煉獄杏寿郎だ!俺もこの街で任務だ!きっと共闘するのは君だろう?」
『そうなのですか。よろしくお願いいたします』
どかっと私の横に座り、うまい!うまい!と団子を食べ始めた。
というか、柱か。階級上だった。下手なことは出来ない。黙って団子を頬張った。
「少女、名前はなんという?」
『時透Aです』
「そうか!時透…時透、どこかで聞いたことがある!」
時透なんてそういる苗字だろうか?またひとつ団子を口に運び、首を傾げた。
「なんだったか忘れてしまった…が!任務に差支えはない!そろそろ行こうではないかA少女!」
『わかりました』
相手はそこそこつよい異能の鬼だった。でも煉獄さんがとにかくすごかったので、私いなくてもよかったんじゃないかと思う。まあ、それなりにサポートはできたので良かったとする。
「なかなか良かったぞ、A少女!こんなに小さいのによくできる!まあ俺との共同任務を任されるくらいだから侮ってはいなかったが!また共闘の機会があればよろしく頼むぞ!」
『はい、ありがとうございまし…』
言っているあいだに飛んでいってしまった。…飛んで?
…すごい人だった。
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シャンプー(プロフ) - ゆーさんさん» 不快に思われたのなら申し訳ありません。注意書きを付け足しておこうと思います。 (2019年8月9日 12時) (レス) id: 2be3b2296e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーさん(プロフ) - あくまで二次創作ですので、時透母についてはこういう人なのだというような感想を持たないようにお願いします。 (2019年8月8日 17時) (レス) id: 91a8b31b94 (このIDを非表示/違反報告)
シャンプー(プロフ) - にこちゃんさん» ありがとうございますー!!!私も時透くん推しです!!じわじわ書き進めておりますのでまったりお待ちくださいませ…!! (2019年7月22日 21時) (レス) id: 2be3b2296e (このIDを非表示/違反報告)
にこちゃん - 私、推しが時透君なので嬉しいです!更新待ってます!応援しています!! (2019年7月22日 21時) (レス) id: 5d74a38634 (このIDを非表示/違反報告)
シャンプー(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます!!!時透くんかっこかわいいですよね!頑張ります…!! (2019年7月22日 17時) (レス) id: 2be3b2296e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャンプー | 作成日時:2019年7月22日 1時