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チートが九人 ページ11

No side

太「全く、織田作の人を殺さないっていう信念は本当に厄介だよねぇ。
  自分の信念を貫くのは別に構わないけど、それで死なれては元も子もないじゃないか。
  私が助けに来なかったら織田作死んでたんだよ!ねぇ、どう思う?」

『あはは、それが織田作の良い所だからしょうがないんじゃない?』

蓬髪の少年とその少年そっくりな少女が
ポートマフィア本部の廊下を歩きながら仲良さげに談笑していた。

太「それでねぇ、・・・って聞いてる?」

『・・・・。』

太「ねぇ! 『ッ!』 大丈夫かい?」

少女はビクッと肩を揺らして、少年の事を見る。
その瞳の奥には何処か悲しそうな色が宿っていた。

太「・・・A?」

少年は名前を呼ぶが少女はただ黙って少年の事を見つめた。
そして次の瞬間、少女が、

『さようなら』

と小さく微笑み乍ら呟いたかと思うと、突然少女の周りに文字の羅列が現れた。

太「A?!・・・ッウ、何故・・・私に異能が?」

少年はそのまま地面に倒れ込んでしまった。
落ちて行く瞼を必死に開けて見た少女の顔は泣きそうな顔をしていた。









少女はその日を境にポートマフィアから姿を消した。
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シュナ - 一言でいうと、めっちゃクチャ面白い!続き楽しみにしてます(∩´∀`∩) (2019年7月24日 22時) (レス) id: 080fd63a52 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 返信遅れてすみません!ありがとうございます(´▽`)!亀更新ですが頑張るので待っててくださいね (2019年7月19日 16時) (レス) id: 86045838f0 (このIDを非表示/違反報告)
ルルカナ - 初めて読んだのですが、とてもいい作品でした!続きを楽しみにしてます! (2019年7月2日 20時) (レス) id: 7fe7a4592d (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - まじですかwwでも読み方は違うんですねwあっ、読んで下さってありがとうございます! (2019年5月30日 15時) (レス) id: a72413d604 (このIDを非表示/違反報告)
reii0603(プロフ) - 私の名前音和ってかいてとわっていうんですよ普通にびびりました (2019年5月26日 2時) (レス) id: f8cf8ade74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もえ | 作成日時:2019年4月23日 10時

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